イタリア

メディチ家礼拝堂へ行ってきた!行き方・見どころ・料金徹底ガイド

芸術の街フィレンツェで重要な存在であるメディチ家。

メディチ家礼拝堂はメディチ家の霊廟であり、メディチ家と深い繋がりのあった巨匠ミケランジェロの作品を間近で見られる場所でもあります。

このページでは、メディチ家礼拝堂の歴史と見どころ、行き方やおすすめツアーについてご紹介していきます。

こんな方におすすめ!
  • 歴史を知りたい
  • 楽しみ方を知りたい
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メディチ家礼拝堂の見どころ・観光情報

メディチ家礼拝堂 外観メディチ家礼拝堂 外観

メディチ家礼拝堂

メディチ家礼拝堂 君主の礼拝堂メディチ家礼拝堂 君主の礼拝堂

メディチ家礼拝堂は、サン・ロレンツォ聖堂の後陣部分にあります。

サン・ロレンツォ教会から徒歩1分ほどのところにあるのがメディチ・リッカルディ宮殿、メディチ家が15世紀半ばに建てた自宅です。

リッカルディ家が購入する17世紀半ばまでは、シンプルにPalazzo Mediciメディチ宮殿

メディチの人たちにとって最寄りの場所という事もあり、元々フィレンツェにおいて最も歴史ある教会の1つだったサン・ロレンツォ教会に私財を注ぎ込みました。

メディチ家礼拝堂 君主の礼拝堂メディチ家礼拝堂 君主の礼拝堂

ルネサンス様式の建築として建て替えるなどして、とても強い繋がりがあります。

当時の有力な貴族や商人は、自分の地域の教会の良い場所に一家の墓を持つことがステイタスだったのです!例えば主祭壇のすぐ隣など。

メディチ家の場合は、サン・ロレンツォ聖堂主祭壇の正面の地下、両隣、斜め前、裏側の地下…と、最重要な場所を全て独占状態(笑)!

お墓はそれぞれに美しく配置、設計、装飾されており、その裏側の部分は国の管轄となっている為、『Cappelle mediceeメディチ家礼拝堂』と呼ばれて『Basilica di San Lorenzoサン・ロレンツォ聖堂』とは別称になっています。

メディチ家礼拝堂は、教会の裏側にある入り口から入ってすぐのクリプタ部分の墓地と、その真上に位置する『君主の礼拝堂』、さらに奥にある『新聖具室』から成っています。

メディチ家礼拝堂 君主の礼拝堂 床メディチ家礼拝堂 君主の礼拝堂 床

新聖具室のちょうど反対側にはサン・ロレンツォ聖堂側が管理する『旧聖具室』(Brunelleschiブルネッレスキ設計)があるというシンメトリーの美しい構成です。

メディチ家の歴史

フィレンツェを語る上で、外すことはできない「メディチ家」の存在。

メディチ家はルネサンス期のフィレンツェで銀行家、政治家として活動し、実質的な支配者として君臨していました。

その圧倒的な財力で、当時の芸術家(ミケランジェロをはじめ、ダ・ヴィンチやボッティチェッリなど)をパトロンとして支援し、人文学、ルネサンス文化を育て後世に残す上で大きな役割を果たしたことでも有名ですね。

歴代のメディチ家当主たちが収集した芸術作品は、今もウフィツィ美術館などを中心にたくさん残されています。

メディチ家の直系で最後の女性Anna Maria Luisaアンナ・マリア・ルイーザ

女性であるが故に大公にはなれませんでしたが、弟Gian Gastoneジャン・ガストーネ大公が亡くなったすぐ後の1737年10月31日に、“家族の契約”と呼ばれるものを残します。

この契約によりメディチ家が途絶えた後もその財産であった芸術作品の多くがここフィレンツェに多く残されています。

mari
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後のナポレオン遠征、第二次世界大戦で盗難の危機に晒されつつこれだけ残っているのは本当に奇跡的ですね。

現在フィレンツェが一大観光都市となっているのは彼女の功績でもあります。芸術作品が全くないフィレンツェなど考えられません!

それでは内部の詳細をみていきましょう!

クリプタと君主の礼拝堂

設計を担当したミケランジェロは先行して建てられた旧聖具室にならい、新聖具室を設計しました。

上部がドームに覆われた君主の礼拝堂は、サン・ロレンツォ聖堂に付属する建物の中で1番大きく、メディチ家のメンバーの1人であるDon Giovanniドン・ジョヴァンニのデザインを元に起こされています。

クリプタには多くの墓碑があります。

メディチ家礼拝堂 クリプタメディチ家礼拝堂 クリプタ

黒旗のジョヴァンニ(Giovanni delle Bande Nereジョヴァンニ・デッレ・バンデ・ネーレ)から、おそらく幼少期に亡くなってしまったメディチの子供。

歴代大公の兄弟たち、妻たち(中にはここに弔われるのを拒否して別の場所を選んだ大公妃もいます)。

メディチ家礼拝堂 クリプタメディチ家礼拝堂 クリプタ

アンナ・マリア・ルイーザなど、大公ではコジモ一世からジャン・ガストーネまで眠ります。

メディチ家礼拝堂 君主の礼拝堂 コジモ2世の墓碑と大公像メディチ家礼拝堂 君主の礼拝堂 コジモ2世の墓碑と大公像

外観こそシンプルですが、上階にある君主の礼拝堂は非常に豪華な装飾。

メディチ家礼拝堂の美しいフィレンツェモザイクメディチ家礼拝堂の美しいフィレンツェモザイク

君主の礼拝堂で1番の見どころは、”フィレンツェモザイク”と俗称されるコンメッソ・フィオレンティーノというモザイク!

高度な技術と豪華な素材が使われた床、壁など圧巻の装飾です。

メディチ家礼拝堂 君主の礼拝堂天井画メディチ家礼拝堂 君主の礼拝堂天井画

天井画はPietro Benvenutiピエトロ・ベンヴェヌーティ作、新旧約聖書のエピソードが描かれており非常に見ごたえがあります。

最初の計画では天井までモザイクにする予定でしたが、重量に耐えられないと当時判断され、1800年台になってPietro Benvenutiピエトロ・ベンヴェヌーティという新古典主義の画家による《旧・新約聖書》がフレスコ画の手法で施されました。

こちらも色鮮やかで美しい大作です。

新聖具室

メディチ家礼拝堂 新聖具室 祭壇メディチ家礼拝堂 新聖具室 祭壇

「新聖具室」はミケランジェロ最高傑作の1つに数えられています。

部屋全体の設計からコンセプト、彫刻作品までミケランジェロによるもの。

メディチ家礼拝堂 新聖具室メディチ家礼拝堂 新聖具室

室内の彫刻のいくつかは完成に近かったものの、1534年9月にミケランジェロはフィレンツェを去りました。

最終的に新聖具室は芸術家Giorgio Vasariジョルジョ・ヴァザーリと建築家Bartolomeo Ammanatiバルトロメオ・アンマナーティの指揮下で整備され今の姿に。

おそらくシスティーナ礼拝堂《最後の審判》の注文があったためミケランジェロはローマへ赴いたと考えられます。

メディチ出身の教皇クレメンテ七世の発注で、次のパオロ三世によって契約が継続。

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ミケランジェロはこの時ローマへ移動してから、2度とフィレンツェに戻ることはなかったそうです。

新聖具室に葬られるメディチ家の主要な一族の霊廟のためにミケランジェロが手掛けた4つの装飾彫刻(《曙》《黄昏》《昼》《夜》)は、後世の彫刻家たちに多大な影響を与えます。

mari
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そして、忘れてならないのはこちらの新聖具室も墓場であるということ。
メディチ家礼拝堂 ミケランジェロ《聖母子像》《聖コスマス像》《聖ダミアヌス像》メディチ家礼拝堂 ミケランジェロ《聖母子像》《聖コスマス像》《聖ダミアヌス像》

同じくミケランジェロの作品である《聖母子像》の下には、ロレンツォ・デ・メディチ、その弟のジュリアーノが眠ります。

ジュリアーノ・デ・メディチの霊廟 左の女性像が《夜》で右の男性像が《昼》ジュリアーノ・デ・メディチの霊廟 左の女性像が《夜》で右の男性像が《昼》

ミケランジェロの《昼》《夜》の彫刻がある側にはネムール公ジュリアーノ。

ウルビーノ公ロレンツォとアレッサンドロ・デ・メディチの霊廟ウルビーノ公ロレンツォと、アレッサンドロ・ウルビーノ公ロレンツォとアレッサンドロ・デ・メディチの霊廟デ・メディチ

《曙》《黄昏》の方にはウルビーノ公ロレンツォと、アレッサンドロ・デ・メディチ(本当はクレメンテ7世の子供だけど聖職者という立場上明かせずにウルビーノ公ロレンツォの息子という扱いになっている)が一緒に葬られています。

もちろんその上に鎮座している各々の肖像彫刻もミケランジェロの作品。

本来であれば、部屋全体のプロジェクトとしてあと4体の彫刻作品が制作される予定でしたが、現在は河の神-Dio fluvialeの一体分の粘土模型が別の場所に保管されているのみです。

メディチ家礼拝堂のギフトショップ(お土産)

メディチ家礼拝堂のギフトショップメディチ家礼拝堂のギフトショップ

フィレンツェのお土産は写真の通り、わりとクラシカルなものが多く、今後のデザイン改革に期待を寄せています。

並べ方に昭和感を感じるのはわたしだけでしょうか(笑)

メディチ家礼拝堂の口コミ・評判

圧巻の礼拝堂でした!
すでに政治権力を失っていたメディチ家が、17世紀にその富と虚栄を誇示すべく建てた礼拝堂。色彩豊かな大理石が本当に美しい。
また、周りの壁画にはトスカーナ地方16の都市の紋章が象嵌細工で刻まれており、こちらも繊細で美しかったです。
ミケランジェロ設計の聖具室には、彼の彫刻もあります。
入場料は€9とそれなりにしますが、とても見どころたっぷりで美しい礼拝堂でした。(googleレビュー)

メディチ家500周年祭(コジモ1世誕生500年)に当たる年
なので、メディチ家関係を全部見ようと思って来たのですが、
既出の口コミ通り礼拝堂は修復中で半分ほど足場が組まれていました。
深緑の大理石を贅沢につかった礼拝堂は威厳に満ち、美しかったです。
メディチ家の財力の凄まじさを感じました。
修復が完全に終わったら、ぜひ再訪したいです。。(TripAdvisor)

フランス旅行のリピーターの方がおすすめしていることが多かったです!

mari
mari
最新の口コミは下記のリンクからチェックできます!

メディチ家礼拝堂への行き方・アクセス

フィレンツェの駅から

フィレンツェSMN駅から、東側約600メートルほどの場所にあります。徒歩8分ほどでしょうか。

場所も分かりやすいので迷うことはないと思います。

ドゥオモ大聖堂やアカデミア美術館、中央市場など、隣接しているスポットがたくさん!

メディチ家礼拝堂の所要時間はサン・ロレンツォ聖堂と合わせても大体1時間〜1時間半くらいなので、他のスポットと組み合わせて観光しやすいのも魅力ですね。

  1. メディチ家礼拝堂 (+サン・ロレンツォ聖堂)
  2. アカデミア美術館
  3. ドゥオモ大聖堂
  4. ヴェッキオ宮殿
  5. ウフィツィ美術館

駆け足で観光するならこの順番で巡るのがおすすめ。

特にヴェッキオ宮殿とウフィツィ美術館は時間がかかるので1日で見てまわるとかなり疲れてしまうとは思いますが、位置的にはこの順番で隣接しているイメージです。

メディチ家礼拝堂のチケット購入方法

当日窓口で8:15〜13:00までチケットの購入が可能。(入場は14時まで)

メディチ家礼拝堂はフィレンツェカードでも入場することができます。

ツアーなどで優先入場チケットがあったりもしますが、ウフィツィ美術館やヴェッキオ宮殿のような混雑はない場所なのでオンシーズン以外は当日チケットで問題ないでしょう。

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メディチ家礼拝堂のおすすめ現地ツアー

メディチ家礼拝堂の現地ツアーはたくさんのバリエーションがあります。さすが人気観光地。

とは言え、メディチ家礼拝堂単体のツアーというものはほとんどなく、ミケランジェロの作品やゆかりの地を巡るツアーに含まれていることがほとんどです。

メディチ家礼拝堂は歴史的なことを知れば知るほど楽しめる場所だと思うので、現地でツアーガイドしてもらうのが最もおすすめ。

特にミケランジェロの作品に触れたいという方などはゆかりの地を巡るツアーもおすすめです。

おすすめの現地ツアーはコレ

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メディチ家礼拝堂の入場料・営業時間・所要時間

入場料・営業時間

  • 9ユーロ
  • 月土日 8:45-13:30 / 水木金 13:45-18:30

定休日

  • 火曜日
  • 第1、第3、第5日曜日
  • 1月1日、5月1日、12月25日

所要時間

サクッと見て回ることも可能ですが、せっかくなのでメディチ家の歴史とミケランジェロの作品を心ゆくまで楽しんでほしいです。

とは言え、大きな施設ではないのでゆっくり見て回っても1時間〜1時間半ほどの滞在時間で満喫できるでしょう。

メディチ家礼拝堂のまとめ

メディチ家礼拝堂に行くなら、断然現地ツアーの利用がおすすめ!

わたしは美術オタクのちづさんにプライベートツアーをお願いしてフィレンツェの街を堪能しました。

何百都市も旅してきましたが、ちづさんのおかげで心に残る人生の中でも素晴らしい旅になりました。

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フィレンツェは小さな街なので個人でもじゅうぶん周ることができます。

しかし、歴史について学びながら観光すると楽しさは何倍にも膨らむので、ぜひ現地ガイド付きツアーで訪れてみてほしいです!

メディチ家礼拝堂
住所 Piazza di Madonna degli Aldobrandini, 6, 50123 Firenze FI
最寄 フィレンツェSMN駅から徒歩8分
時間 月土日 8:45-13:30 / 水木金 13:45-18:30
定休 火曜日と第1、第3、第5日曜日、その他指定日
料金 9ユーロ
HP http://bargellomusei.beniculturali.it/musei/2/medicee/

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