旅の楽しみと言えば美味しいものを食べるという人も多いのではないでしょうか?わたしもその一人です!
韓国料理といえば、東京の「新大久保」や大阪の「鶴橋」など各地のコリアタウンでは本場に近いものが食べられたり、随分と身近な食べ物になりました。
特にキムチや辛ラーメンは家に常備しているという話もよく聞きます。
今回の記事では、定番の韓国料理から、わたしのお気に入り料理を料理のカテゴリーごとにざっくりまとめてみました!
肉料理でもあり、米料理でもあるな~という場合はわたしの個人的な趣味で振り分けたので読み流してくださいね(笑)
それではスタート♪
韓国をもっと知る
このページの目次(もくじ)
韓国で食べたい名物&人気料理おすすめ25選
前菜
パンチャン(반찬)

パンチャンとは直訳するとおかず。ニュアンスがもっと近いのはご飯のお供ですね。
メイン料理を頼むと付け合わせでもりもり出てくるセットのあれです。
学生時代は食べなれないものが多く、沢山でてきたもののどうしよう…と、戸惑うこともありましたが、今では好きな料理が増えました(笑)

キムチやナムルが定番で、食べ放題なのが嬉しいですね!高級店ではメインをはるようなおかずがパンチャンとして出てくることもあります。
パンチャンが美味しいお店は、名店。力をいれているレストランや食堂が多いので、ぜひいろいろ試してみてください。
米・小麦料理
ビビンバ(비빔밥)

日本人にもおなじみの韓国料理ビビンバ。
日本の混ぜご飯のような感じで、挽肉や焼き肉などの調理されたお肉、野菜のナムル、たまごなどをのせ、混ぜあわせたご飯です。
ビビンバは、普通のお皿で食べても美味しいですし、石焼の器にのせる石焼ビビンバも人気。
おかゆ(죽)

韓国のおかゆは日本と全く違い、野菜や海鮮な味付けがしっかりとしていて食べごたえがあるのが特徴。
写真は韓国最南端の島、済州島で有名なアワビ粥。
アワビの肝が沢山入ったおかゆで、栄養満点でコクがあります。ソウルでも食べられますが、もし済州島に旅行する際はぜひ本場のおかゆを楽しんでみてください。
胃がもたれた時の食事としても大変おすすめです。
チヂミ(부침개)

チヂミは、お好み焼きに似た料理です。ネギやニラなどの様々な具材と、小麦粉で合わせて、油で平く焼きます。
チヂミのポイントは、色々な食材との相性が抜群なところです!チーズやキムチなどとの組み合わせは最高です!
肉料理
韓国定番料理といえば焼肉ですが、日本と違って豚の店は豚、牛の店は牛を食べるという感じで専門店が多いです。
牛焼肉が食べたいのにサムギョプサルのお店に行くと、置いてないなんてこともあるので注意しましょう。
サムギョプサル(삼겹살)

すっかり日本でもおなじみとなったサムギョプサル。豚のバラ肉を鉄板などで焼いて、キムチやサンチュなどと一緒に巻いて食べるのが一般的。

より肉が分厚いオギョプサルが最近話題。肉の断面が5層構造なことから数字の5(韓国語でオ)が名前に使われています。
サムギョプサルと比べ、より肉厚でジューシー!サムギョプサルと同じくニンニク、サムジャンを付けて、サンチュに巻いて食べます。
甘いタレにしみこませたデジカルビも美味しいのでぜひセットで食べてみてください。
タッカルビ(닭갈비)

タッカルビは大きな鍋に、鶏肉とキャベツやネギ等の野菜を甘辛いソースで炒めた料理。
おすすめはチーズをトッピングしたチーズタッカルビ。辛さがマイルドになり、パクパク永遠に食べられます。
また、最後にシメのご飯もおすすめ。旨味が残った鍋でご飯を炒め、最後に韓国のりを掛けて食べると絶品です。
サムゲタン(삼계탕)

わたしが一番よく食べた韓国料理はおそらくサムゲタン。
鳥肉のなかに、もち米や松の実、韓方食材を詰めて煮込んだ滋養強壮のごちそう料理です。
薬膳料理で手間がかかるため料金もそれなりに高いのですが、体に良さそうな感じもしてなおかつ旨味たっぷり、カロリーも低めということで一時期かなりハマっていました。
あっさりしていて優しい味なので、ちょっと胃が疲れている時にもおすすめ。冬になると鍋が美味しいので食べたくなります。
タッカンマリ(닭한마리)

鶏を一羽という名前の通り、鶏をまるごとつかった韓国の水炊きです。
とにかくシンプルなのに飽きない美味しさ
自分好みの漬けダレを作って味を変えられるところも最高です。
ユッケ(육회)

新鮮な牛肉を細切りにし、しょうゆ、ごま油、砂糖、ニンニクなどで味付けしたもの。
日本の焼肉屋でも大人気メニューでしたが、色々と規制が増えて食べられるお店が激減。より韓国で楽しみにしている人が増えました。
卵をのっけたり、お寿司にしても美味しい。とろけるお肉~♡出てきただけでテンションが上がりますね!
ソウルで食べるなら広蔵市場がおすすめです♡
スンデ(순대)

スンデは、豚の腸の中にもち米や春雨、香辛料などを詰めて蒸したもので、いわゆる腸詰。
ソーセージのような食べ物で栄養価が高く韓国ではかなり一般的。
豚の血液が入っているため日本人は敬遠する人も多いのですが、安い店(安いお店の方が豚の比率が少なくなるため)だとそれほど臭みもなくいけると思います。
スンデは、そのまま食べるのもよし、一緒に煮込んだり炒めたりしても良しという万能な食材。地域によっても食べ方が違うのもおもしろい特徴です。
魚介類
カンジャンケジャン(간장게장)

ケジャンは朝鮮料理の一つで、生のワタリガニを塩や漬け込みダレに漬けて熟成させた料理。
日本ではなかなかお目にかかれないうえ高級品なので韓国に来たら必ず食べる料理のひとつ。
とろけるような食感とカ二の甘さがたまらず、生食が好きなひとには絶対に挑戦してほしい。

ケジャンの中でもカンジャンケジャン(醤油味)が一番好きなのですが、唐辛子味のヤンニョムケジャンもめちゃくちゃ美味しい…!!
韓国ではごはん泥棒とも呼ばれていますが納得。毎シーズン食べに行きたいほど好き。手でギュッと押し出して、ごはんに乗っけて食べるのもおすすめです。
カンジャンセウ(간장게장)

エビ好きにはカンジャンケジャンのエビバージョンカンジャンセウもおすすめです。
カニよりはお手頃価格で試せるので、まずカンジャンセウ食べてから味が好みかどうかチェックするのもあり。
サンナクチ(산낙지)

カンジャンケジャンやユッケが食べられるお店で合わせて人気なのがサンナクチ。
テナガダコを生きたままぶつぎりにし、塩とごま油で味付けしたもの。動いたまま提供されるので、絶対に無理だという外国人が大勢いるとか。
吸盤が吸い付いてくるのでおもしろいのですが、のどにくっついて死亡事故が起こったこともあるらしい恐ろしい料理。つるつると滑らすためにごま油はしっかり絡めていただきましょう。
麵料理
冷麺

日本でも、盛岡冷麺で名が知れている冷麺。この冷麺の発祥は、朝鮮半島で韓国の人達はよく食べる一品です。
本来は夏によく食べる料理と言われていましたが、現在では季節問わず食されるほど定着している料理です。
麺はとてもヘルシーなので、女性には非常におすすめです!
カルグクス(칼국수)

カルグクスは韓国で人気の麵料理。
韓国語でカルは「包丁」ククスは「麺」を意味しており、直訳すると「手打ち麺」で、韓国のうどんともいわれています。
見た目はうどんのようですが、あさりなどの海鮮ベースのスープなので味は別物。もちもちの平打ち麺と優しいスープが激辛で疲れた胃にしみます(笑)。
最近は肉ベースのスープやキムチが入ったピリ辛のカルグクスもあり、種類が多様化されています。
ジャージャー麺(チャジャンミョン|짜장면)

韓国中華の代表、ジャージャー麺。
豚肉などのお肉とたまねぎをチュンジャンという韓国特有の黒味噌で炒めて、水溶き片栗粉でとろみをつけています。
麺とソースの相性が抜群なので、がっつり食べたい時にぴったり。
付け合わせはたくあんと生玉ねぎ。不思議だよね~(笑)
バリエーションもいくつかあり、より濃厚な味を楽しみたいならカンチャジャンミョンがおすすめ!水を使わず玉ねぎから出る水分だけで炒めるのでより深い味が堪能できます。
鍋・スープ(탕)

韓国の人気料理鍋部門!○○タン、○○チゲ、○○クッ、など色んなスープ系料理がありますが、あまり違いを意識していない人も多いかもしれません。
簡単にそれぞれの違いと、特に有名な料理をまとめてみました。
タン、クッはスープがメイン
- ソルロンタン(牛スープ)
- サムゲタン(鶏の水炊き)
- カルビタン(牛カルビのスープ)
- カムジャタン(ジャガイモ鍋)
- コンナムルグッ(豆もやしのスープ)
- テンジャングッ(味噌汁)
チゲはおかず的な立ち位置、味が濃い目
- キムチチゲ(キムチ鍋)
- スンドゥブチゲ(豆腐の鍋)
- プデチゲ|部隊チゲ(インスタントラーメンやスパムが入った大衆鍋)
スンドゥブチゲ(순두부찌개)
熱々の器にとろとろの豆腐が入ったスープ料理。一緒に海鮮が入っていたり野菜が入っていたり、または辛くないものもあります。
お店によって味は様々ですが、一般的には辛めのスープに海鮮ベースが多いです。
スンドゥブがきっかけで、韓国に来て「豆腐が食べたい・・・」と頻繫言う程、豆腐好きになりました。
スーパーではチゲ用・スンドゥブ用など、料理によって豆腐の種類が分けられています。
カムジャタン(감자탕)

豚の背骨とジャガイモを煮込んだ鍋。
最後にかけるエゴマの粉がたまりません。
プデチゲ(부대찌개)

戦後米軍が持ち込んだスパムやハムを使った部隊チゲと呼ばれる大衆鍋。
スパムやハム、野菜、豆腐などなんでも放り込んでキムチやコチュジャンで味付けします。
ポイントはインスタントラーメン。日本だとシメにいれることが多いのですが、韓国では最初にいれます。
辛ラーメンを使って簡単に作れるので、わたしも時々自宅で楽しんでいます。
B級グルメ
ヤンニョムチキン(양념치킨)

日本でも大人気のヤンニョムチキン。ヤンニョムとは調味料の総称で、韓国風唐揚げともいわれています。
ボリュームたっぷり、カリカリ食感がたまりません。
真っ赤な辛いソースが掛かったものから、ハニーマスタードや、コンソメなど、種類がたーっくさんあります!
また、チキンのブランドも豊富で、韓国人の友人に聞いてみても「好みが人それぞれで、美味しい店もたくさんあるからお気に入りも一つに絞れないよ~!」とのこと。
ぜひ色々食べ比べて、お気に入りのヤンニョムチキンを見つけてください。
キンパ(김밥)

キンパは、日本でいう海苔巻き。ごま油で味付けした韓国のりでごはん、野菜など様々な具を巻いた料理で、日本でも簡単に手に入るようになりました。
韓国では手軽に食べられるファーストフード的な感覚で食べます。
トッポギ(떡볶이)

日本でも大人気のトッポッキは甘辛いソースにお餅を絡めた人気の韓国料理。
韓国では誰からも愛されている軽食で、専門店も沢山あります。
様々なソースや具材が選べるトッポッキ屋さんが数多く存在し、最近韓国国内では「ロゼクリーム」が人気!
ロゼはトマトソースと生クリームを混ぜたクリームで、少しマイルドな味になるのが特徴です。
おやつ
かき氷(ピンス|빙수)

暑い季節に食べたい韓国のかき氷ピンス。
写真の通りアイスクリームやきなこ、あずきにフルーツとかなり豪華で食べ応えがあります。

かき氷というよりはアイスクリームのような感じで、濃厚なティラミスや抹茶、チーズなどは冬でも人気。
ホットック(호떡)
ホットックはパン生地にシナモンが入った砂糖が入った屋台代表のスイーツ。
鉄板で押して焼かれるので、平たい形をしているのが特徴。
1つ100~200円程度で手軽に購入でき、中にナッツやひまわりの種が入ったものもあります!
韓国ではホットックの露店が増えてくると冬になったなぁと感じつ風物詩のような役割もありますね(笑)
自宅でも簡単に作ることができるので、お土産にオットギ社のホットックミックスをおすすめします。
もちもち生地に中からジュワッと出てくる甘いソースがたまりません。
カッペギ(꽈배기)
カッペギとは揚げドーナツのこと。
ねじり巻かれたドーナツ生地を揚げ、砂糖が振りかけられています。学校の近くや商店街の中にカッペギ専門店があることが多く、パン屋さんでも購入できます。
1つ50~200円と大変安価で昔ながらの人気のおやつ。カロリーは高いですが素朴で飽きがこないので何度も買ってしまいます。
韓国で絶対食べたい人気料理まとめ
韓国料理は日本でも大人気で、いろんなところで食べられますが、本場はよりキムチが辛かったり、味がきつかったり、違いに驚くこともあるかもしれません。
そこも色々ふくめて違いを楽しめると楽しいですね!
以前に比べて「安い!」という感覚があまりなくなってしまったのが残念ですが、美味しくて安い韓国料理をぜひ本場で味わってみてください。この記事が旅行の参考になると嬉しいです!
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