リトアニアの治安は概ね安定しており、ヨーロッパの中でも治安のよい国だと言えます。
IT大国とあって防犯カメラが主な場所に設置されているのが犯罪が少ない理由のひとつかもしれません。
女性ひとりでも特段問題なく観光することはできますが、注意すべきことは沢山!
治安が良い国でも、わたしは万が一のため最低限の備えは欠かしません。
旅慣れていない場合は高くても治安重視でホテルをとることを強くおすすめします。
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今回は、そんなリトアニアの実際の治安情報と、絶対注意しておかなければならないことをまとめました!
- 現地で起こる犯罪手口
- 現地の危険エリアと安全対策
- 現地の感染者数
このページの目次(もくじ)
リトアニアの治安について
外務省の安全情報
2023年1月現在、外務省の海外安全ホームページでは危険情報は出ていません。危険レベルは日本と同じく0です。
難民が増え、北欧全体の治安が悪化しつつある現状の中、比較的状況の変化が少ないです。
夜も全然出歩けるのですが、酔っ払いはそれなりにいるので絡まれるかもしれません(笑)海外ですし、夜間に不用意に出かけたりするのは控えましょう。
また、ヨーロッパは近年テロの脅威にさらされています。
これまで、リトアニアでテロに巻き込まれた日本人はいませんが、渡航前にたびレジなどの安全情報の登録をしておくことをおすすめします。
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コロナウィルスに関する情報
下記のグラフは感染者数(赤)と死者数(黒)の推移を表しています。
《コロナの影響について》
2023年1月現在、リトアニアの感染症危険情報レベルは1。十分注意(感染症)に引き下げられました!
2022年5月1日から、新型コロナウイルスに関する入国規制および国内規制の撤廃が発表されました。
必要であった、入国時のワクチン接種証明書や事前登録などは不要。また、必要に応じてのPCR検査や自主隔離義務もなくなり入国しやすくなっています。やった!
在リトアニア日本国大使館の「新型コロナウィルス関連情報」が日々更新されているので、渡航の際は必ずチェックしてください。
犯罪データ
リトアニア内務省の発表によると2021年の犯罪総件数は42,525件であり、2020年に比べ8.2%減少しており、年々減少傾向にあります。
ほとんどが窃盗などの軽犯罪で、都市部で集中して発生していますが、2021年の犯罪発生件数(人口10万人あたり)は日本の約3.1倍。
特に殺人、強盗、強制性交等の凶悪犯罪の発生件数が日本と比較すると非常に多くなっています(殺人は約3.8倍、強盗は約10.2倍、強制性交等は約5.2倍)。
リトアニアで注意すべき危険エリア

リトアニアとひと口に言っても、さまざまなエリアがあります。
特にガイドブックに載っている旅行者が多い地域の治安情報については気になるところ!
主なエリアごとに、治安情報をざっくりまとめてみました。
ヴィリニュス国際空港
外務省の情報によると、ヴィリニュス空港付近には各種犯罪が多発するロマ民族の居住地域があることから空港から市内へ移動する際に注意するよう警告がでています。
空港はどの国も旅行者を狙ったスリや詐欺が横行しています。リトアニアでも気を引き締めましょう♪
駅やバス乗り場などの交通機関
旅行者が多く集まるバス、電車の乗り場や車内は、スリがたくさん!!
プロのスリ集団が出稼ぎに来ているという話もあるので、注意してください!
本来は治安が良く夜間に出歩いてもよいのですが、用事もないのにフラフラするのはやめましょう。日本人は目立つのでターゲットになりやすいのは事実です。
ヴィリニュス中心部
リトアニアで最も犯罪率が高いのは首都のヴィリニュス。人が多く集まる場所が危険なのは仕方ありません。
バスターミナル、レストラン、買い物後の道ばたなどあらゆる場所で被害が報告されています。
数自体はヨーロッパの中でかなり少ない方ですが、貴重品には気をつけましょう!
シャウレイ

人気の観光地シャウレイの十字架の丘で複数にから声をかけられ写真を撮っているうちに現金を盗まれるという事件が発生しています。
ヨーロッパではグループの犯行も多いので、向こうから声をかけられたら少し警戒したほうがいいかもしれません。
リトアニアで頻発する犯罪・トラブルの具体的事例・手口
スリ・置き引きに注意
リトアニアで起きている犯罪のほとんどが窃盗などの財産犯。大使館の情報によると、日本人旅行者も被害にあっています。
スリや置き引きの発生率が高い場所は、大都市の人が集まる場所、バス乗り場や駅などの公共交通機関です。
- デパートで買い物した後ぶつかってきた男に財布を盗まれた
- バスターミナルでショルダーバッグをひったくられた
詐欺・ボッタくりに注意
リトアニアでスリの次に気をつけなくてはいけないのが詐欺とボッタくりです。
お土産物屋でおつりを少なく渡したり、サービスを受けたときに高額な金額を請求してくる人が時々います。
特におすすめできないのがタクシー。
多くのドライバーは交渉もしませんし、実際の料金の10倍請求されることもありえます。リトアニアではできるだけ公共交通機関を使いましょう!
強盗・強姦
ヴィリニュスの公園は日本とは違って森林公園の様になっています。
外務省が提供する情報によると、人目につきにくいことので日が暮れた後は強盗、強姦、ひったくりなどの犯罪の温床となっているという情報があります。
人気のない場所には足を運ばないように気をつけましょう。
リトアニアで犯罪にあわないために気をつけたい6つの安全対策
危険な場所を避ける

上記の危険スポットはもちろん、宿泊先の従業員にこの辺りで危険なスポットはないかどうか聞いてみてください。
最新の情報はやはり実際に住んでいる方から聞くのが一番です。
怖いもの見たさで危険な場所へ立ち入るのは絶対にやめてください。日本とは違うということをお忘れなく!
安全な地域でホテルを予約
ヴィリニュスは小さな街です。パリやローマのようにそれほど観光スポットが多いわけではありません。
おそらく長期滞在される方は少ないと思うので、せっかくなら立地がよく観光しやすい場所を拠点としましょう!
多少宿泊費があがっても数日と割り切って人気エリアで予約されることをおすすめします!
それではわたしのおすすめのホテルをご紹介します♪特にケンピンスキーはぜひとも宿泊していただきたいとても素晴らしいホテル。
- ケンピンスキー ホテル(最高級ホテル)
- シェークスピア ブティック ホテル(高級ホテル)
- コンフォート ホテル LT ロックンロール(安宿)
現金を大量に持ち歩かない
リトアニアでは支払いの際、デビットカードやクレジットカードでの支払いがほぼできます。
犯罪者は現金が欲しいため、現金所持者を物色しています。支払い時に怪しい人がいるときは、財布内を他人から見られないようにしたり、財布をしまう場所を見られないよう警戒しましょう。
万が一スリや盗難の被害にあった時のために、持ち歩く現金は最低限にしておきましょう。
万が一スリや盗難の被害にあった時のために、持ち歩く現金は最低限(目安は1万円以下)にしておきましょう。
関連記事旅のプロが教えるリトアニアで得する人気クレジットカードランキング
しつこく話しかけてくる人は無視する
物売りやナンパなどは、徹底的に無視しましょう。
酔っ払いなど危ないと感じたら、賑わっているお店に入るなどしてその場を離れるようにしてください。
派手な服装はせず荷物は少なめに

ヨーロッパの冬というと、黒をメインとした暗いシンプルな服装でお出かけする人が多いです。
日本のようにあまり華やかな恰好をしているとすぐに旅行者だとわかって狙われてしまうかもしれません。
なるべく現地に馴染むようなカジュアルな恰好を心掛け、荷物も少なめにお出かけしましょう!
関連記事リトアニア旅行おすすめの服装と現地で浮かないシーズン別コーデ徹底解説
ブランドバッグや紙袋をもっていると「お金持ちだ!」と広告を背負って歩いているようなもの。普段派手な洋服を好む方は気を付けてくださいね。
わたしは貴重品(財布、パスポート)を必ずセキュリティポーチへ入れるようにしています。
ファッション性はありませんが、危険を回避するにはとても有効で手放せません。
夜間の一人歩きは避ける
夜間でも治安のよいリトアニアですが、夜は一人で出歩くのをおすすめしません。
ふたり以上でワイワイ飲んで食事を楽しむのはよいですが、ひとり旅で何かトラブルがあると大変です。
ドラッグやマリファナも日本とは比べ物にならないほど手に入りやすく、酔っぱらった若者に絡まれるなんてこともあるかもしれません。不必要な外出は避けるようにしましょう。
リトアニアで女子旅をするなら気をつけておきたいこと

リトアニアの女子旅で特に注意すべきことは夜遊びです。
治安もよく、夜遅くまでバーが賑わうタリンの繁華街では、酔っ払いが増えてナンパされる確率も高まります。性犯罪に巻き込まれないようくれぐれも注意してください!
リトアニアが位置する北欧は夏の間以外は日が短くすぐに暗くなってしまいます。
旅行者がたくさん集まる場所は夜間でも問題なく出歩けますが、見るからに治安の悪そうな路地もあるので立ち入らないようにしてください。
リトアニアで子連れ旅行をするなら気をつけておきたいこと

リトアニアに子連れで旅行する方はあまり多くないと思いますが、バルト三国は子連れ旅行にかなりおすすめだと思います。
他のヨーロッパ諸国と比べて移民が少なくテロの脅威が少ない、物価が安い、それでいてヨーロッパの雰囲気を存分に感じることができる。
訪れてみればきっと好きになること間違いなし!ぜひ家族旅行を検討してみてくださいね♪
リトアニア旅行前に準備すべきはWiFiと海外旅行保険
リトアニア旅行に限らず、この2つはとても重要!海外旅行に行く際にスマホ利用と海外旅行保険はマストです。
WiFiレンタルでネット環境を整える
旅先で何か困ったことが起きた時、ネットが使えると安心感が違います。
道に迷って危険そうな場所に迷い込んでしまった時、スリに逢った時、体調を崩してしまった時、すぐに検索して助けを求められれば大きな被害にならないことも十分あり得ます。
普段なら落ち着いて判断できることも、焦っていると思わぬ方向にいってしまうものです。
旅慣れた人であれば現地のSIMカードを、そうでなければレンタルWiFiを準備しておくことをおすすめします。
レンタルWiFiは価格、品質、サポートなどを比較した結果わたしはグローバルWiFiをすすめることが多いのでぜひ参考にしてみてください。

海外旅行保険でいざという時に備える
実際にトラブルが起こってしまった時でも、海外旅行保険に入っていれば安心です。
万が一に備えて海外旅行保険には必ず入っておきましょう!
わたしは頻繁に旅行するため、海外旅行保険が付帯しているクレジットカードをおすすめしています。
愛用しているメインカードはマリオットボンヴォイアメックス。
補償が手厚い(盗難補償50万円)上にマイルもたくさんたまるので、できればゴールドカード以上のクレカを1枚持っておくとかなり重宝します。
空港から自宅まで無料でスーツケースの宅配ができるのも神!!
とはいえ年会費が高いのでなかなか思い切りが必要かも・・・。そんな人におすすめなのが年会費永久無料のエポスカード!
エポスカードはなんと年会費無料で海外旅行保険が自動付帯されています!年会費無料のクレジットカードの中でも補償額が高く旅好きなら絶対持っておくべき1枚。
疾病・傷害治療費用 | 傷害死亡 | キャッシュレス診療 |
---|---|---|
疾病270万円・傷害200万円 | 500万円 | 〇 |
賠償責任 | 携行品損害 | 付帯 |
2,000万円 | 20万円 | 自動付帯 |
携行品損害の20万は少なめなので、高価な財布やアクセサリー、PCやiPhoneを持っていく場合は足りなくなる可能性があることは頭にいれておきましょう。
疾病、傷害治療費の200万円台はアメリカ以外であればわたしは許容範囲と考えます。
事情があってクレカを作れない人は通常の海外旅行保険でも全く問題ありません。

リトアニアの治安まとめ
リトアニアに旅行した日本人は口をそろえてとても治安が良く安全で気に入ったといいます。
こんな風に言い切れるのはヨーロッパでは稀なこと。パリやロンドン、アムステルダムの方がよっぽど危険です!
わたしのおすすめを最後にまとめます。
ヨーロッパを感じたいけどテロが心配という方にはバルト三国めちゃくちゃおすすめです!!リトアニアは一生に一度は訪れたいとっても素敵な街ですよ♪
リトアニアをもっと知る
東京⇔リトアニアの航空券はエアチャイナまたはポーランド航空が1番が安いです。個人旅行が好きならエクスペディアで一括検索がおすすめ!!キューバもハワイもバリも最安値だったのでエクスペディアで航空券を購入しました。
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ヴィリニュスでぜひ泊まっていただきたいのがGrand Hotel Kempinski !!
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