旅の楽しみと言えば美味しいものを食べるという人も多いのではないでしょうか?わたしもその一人です!
オランダの食事は旅好きの中でも結構意見がわかれる料理が多いです。
子供のお弁当は毎日ハムとチーズを挟んだサンドイッチという家庭がほとんどで、それほど食に関心が高くありません。
また、イギリスもオランダも寒く乾燥している地域。地中海側の国と比べるとどうしてもイマイチになってしまうのは事実。
しかし、グルメな国とは言えないまでも、知られていないだけで美味しいオランダ料理はたくさんあります!
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このページの目次(もくじ)
オランダで食べたい名物&人気料理おすすめ13選
パタット/フリッツ(Frites)
フリッツ(厚切りフライドポテト)はベルギーが本場だと思っている人が多いかもしれません。
しかし、ベルギー移民のおかげでオランダでも大人気メニューとなっており、街のいたるところにフリッツの路面店で長蛇の列!!
ホクホクで飽きがこない味についつい手が伸びてしまいます。
ソース付きも美味しいですが、かなり濃厚です。何もつけずにシンプルに味わうのもおすすめ!
ハーリング(Haring)
ハーリングはオランダ語でニシンのこと。オランダで最も人気の魚はニシンだというのは初めて知りました。
若いニシンを塩漬けにして、上を向いてパクっと食べるのが正式な食べ方だというのでやってみましょう!
生さかな好きのあもちゃん、豪快にいきます!
下の写真はニシンのサンドイッチ。パンと合うのか不安でしたが美味しい!!
パンと生のニシンがこんなに合うなんて!!もっと早く食べていればよかったと大後悔です。
基本的にはスタンド販売で、3〜5ユーロくらいで売られています。わたしはロッテルダムのフードマーケット「マルクトハル」で食べました。
食わず嫌いの人にぜひ一度食べて欲しい一品です。
クロケット(Kroket)
クロケットとはオランダのコロッケのこと。
なんだコロッケか…と思ったかもしれませんが、食べてびっくり!
衣はザクザク、中はトロトロで、ものすごく美味しいです!
牛肉とホワイトソースで作るので、クリームコロッケに近いかもしれません。
スパイスも効いており本当に大好き!!レシピが気になります。
レストランで食べるものから自動販売機で購入可能なものまで幅広く人気のメニューです。
エルテンスープ(Erwtensoep)
エンドウ豆をベースにした緑色のスープは細かく切った野菜がたくさん入っており、体を温めてくれます。
冬は多くのレストランで見かけますが、夏はなかなか見つけるのが大変でした。
それぞれのレストランで季節のスープが出ているのでわざわざエルテンスープを探す必要はないと思います。
旅行中は野菜不足に陥りがちなので旬の野菜スープで栄養補給をしてみてはいかがでしょう?
パンネクック (Pannenkoek)
パンネクックはオランダ風パンケーキ。
日本で食べられているアメリカンなパンケーキとは異なり、薄く、生地の中に具材が埋め込まれているのが特徴です。
甘いデザート系から食事系まで幅広くあります。
薄いのでペロッと食べれるかなと思ったのですが、案外重量があり、お腹いっぱいになりました。
おすすめの味はアップルベーコン。甘塩っぱさが癖になります。
オランダ風以外にも一般的なパンケーキの種類も豊富でいたるところにパンケーキショップが。
このパンケーキはクリームもパン生地もとっても美味しかったのだけどアイスクリーム(ピスタチオだったはず)がこれまで食べたことのないほど不思議な味で全く食べれず、ほとんど残してしまいました。
海外で食べ物を注文するのはどれだけ旅慣れても不安です(笑)
ヘハクスバレン(Gehaktballen)
なんだこれは!?とびっくりするような見た目をしているこの料理。ヘハクスバレンと言われるオランダのミートボールです。
かなり大きめのミートボールは家庭料理としてもよく作られるボリュームたっぷりのメニュー。
肉の塊!という感じが強く、想像しているよりさらにお腹にたまります(笑)
日本のハンバーグよりもギッシリ密度が濃く、お肉好きには大満足の一品です。
ムール貝(Moules)
ムール貝はベルギーの名物では?と思ったかもしれませんが、ベルギーで食べられているムール貝は実はオランダ産。
白ワインで蒸された大粒のムール貝を食べながらビールを流し込むのが最高のひと時。
貝のポットの中にある余ったスープにバケットを浸して食べるのも美味しいです。
旬は9~4月と長めですが、一番美味しいのは秋から冬にかけての時期!ぜひオランダかベルギーで注文してくださいね♪
チーズフォンデュ(Kaasfondue)
チーズフォンデュ自体はスイスの料理なのですが、オランダはチーズで有名な国の一つ。
そのチーズを堪能するにはチーズフォンデュが一番!
価格も本場のスイスに比べると割安で、2種類のチーズフォンデュ、追加の野菜、バケット、ワイン4杯を注文して、2人で約8,000円でした!
スイスで注文するとチーズフォンデュ1人前で軽く3000円くらいするので恐ろしい・・・。
オムレット(Omlette)
マッシュルームや人参などと一緒に焼かれた色あざやかな卵がとっても綺麗!
カフェメニューの定番で、どこでも食べることができます。
大きくあたりハズレがないので、迷ったらオムレットを選んでおけば間違いありません。子供も大好きな味でホッとします。
ルンピア (Lumpia)
オランダには東南アジアからの移民が多く、このルンピア(春巻き)も元々は東南アジアの食べ物。
食べることにあまり時間をかけたくないオランダ人の食スタイルにルンピアはとてもよく合っており、自動販売機などで気軽に食べることも可能です。
お値段は1つ1ユーロとお手頃価格♪
ストロープワッフル(Stroopwafel)
ワッフルというとベルギーワッフルを想像しがちですが、オランダのワッフルも負けていません!
薄いワッフルの中に甘いシロップが挟まっており、これを温かい飲み物の上で溶かして食べます。
見た目がクッキーのような感じなのであまり味に期待していなかったのですが、実際に食べると本当に美味しくてびっくりしました!
スタンドや路面店で大きな1枚(2ユーロ)を購入できます。ぜひ焼き立てを食べてみてください。
アップルパイ (Apple Pie)
オランダのアップルパイはパイというよりはケーキに近いです。
シナモンがふんだんに使われており、とてもいいアクセントになっています。薄切りのりんごがゴロゴロ入っており、口の中いっぱいにリンゴの美味しさが広がります。
コース料理のデザートとしておいてある店もあります。
ハイネケン(Heineken)
オランダで外せないのはハイネケン!
日本でも人気のあるハイネケンですが、少々お高いのが悩みどころ。しかし、本場オランダでは格安で飲むことができます!
スーパーでは6本セットが1,000円以下で手に入るので、現地でたくさん飲んできてください。
オランダをもっと楽しむ
シティパス
オランダで使えるシティパスを調べました。通常3つの選択肢がありますが、コロナでオランダパスが発売中止だったので今回は2つに絞って説明します。
わたしが一般的な旅行者にすすめるなら、アイアムステルダム・シティカード。
変更もあるので、到着後観光案内所で最新情報をゲットしておきましょう!
対象エリア | 対象施設 | 料金 | 公共交通機関 | |
---|---|---|---|---|
アイアムステルダム | アムステルダム | 70以上 対象外施設注意 |
60ユーロ(24時間) 85ユーロ(48時間)etc |
◎ 運河クルーズ |
ミュージアムカード | オランダ全土 | 450以上 | 64.9ユーロ | × |
オランダパス | オランダ全土 | 対象外施設注意 | – | 選択可能 |
アイアムステルダムシティカード(I amsterdam City Card)
アムステルダム単独で色々周りたいなら絶対おすすめ。
市内の乗り物が乗り放題、美術館や運河クルーズが無料になりとってもお得です!わたしは72時間チケットを愛用しているGetyourguideを使って購入しました。
- 24時間(60ユーロ)
- 48時間(85ユーロ)
- 72時間(100ユーロ)
- 96時間(115ユーロ)
- 120時間(125ユーロ)
ただし人気2トップのゴッホ美術館、アンネフランクの家では利用できないので(ズルいよね笑)計算を間違わないよう気を付けてくださいね!
ミュージアムカード(Museumkaart)
その他の地域も周遊するならミュージアムカードもあり。
400の美術館、博物館が1年間入場無料。しかもたったの64.9ユーロというので購入の筆頭候補でしたが現在は旅行者の場合ルールが変更になりました。
31日で5回しか利用できないので、ちょうど5つくらいの施設を周る人にはぴったりですがわたしには少し足りない…。
1つ13ユーロ以上する美術館に絞ってミュージアムカードを使い、そのほかは個別購入で対応しました。うまい使い分けができて満足しています。
各シティパスの詳細比較へ別の記事にまとめました。
現地ツアーに参加する
オランダは比較的治安もよく個人旅行でも十分楽しめます。
しかしおそらく想像以上に大きな都市なので、限られた時間での移動リスクや、トイレの場所、重要な場所の見逃しを避けることを考えると、不慣れな方は現地ツアーに参加するのがおすすめです。
わたしもオランダガイド倶楽部で半日現地の日本語ガイドを利用し、オランダの生活や文化について沢山教えてもらいました。
おかげで記事がより充実したものになり大変満足しています。
また最近のお気に入りはGetYourGuide!
ツアーの種類が豊富で、チケットの取り扱いも多くおすすめです。眺めているだけで楽しくなるものがいっぱいあるのでぜひチェックしてみてください。
観光の注意点
アムステルダムはオランダ国内では最も治安の悪い都市と言われています。日中は旅行者も多く普通に観光できますが日本とは全くレベルが違います。
ヨーロッパ旅行ではスリとの遭遇が日常茶飯事。
どんな都市でも旅行者の多い中央駅周辺や観光地周辺は注意が必要です。
万が一に備えて準備しておきましょう。
たとえば
- 海外旅行保険付帯のクレカを使う
- 現金は100ユーロ以下で基本クレカ払い
- 高くても治安重視でホテルをとる
などは必須レベルでおすすめしたいです。
海外旅行保険付きのクレジットカードを持っていない方は、ぜひこの機会に1枚作成されることを強くおすすめします。
特に、年会費無料で海外旅行保険自動付帯のエポスカードは作らない理由がありません。
(エポスカードというと一般的には“マルイのカード”というイメージが強いですが、実は年会費無料で海外旅行保険が自動付帯なのは他の無料カードにはない隠れた魅力。未所持の方は迷わず作って損はないですし、年会費のかかるカードに苦手意識がある方の選択肢はエポスカード一択です。)
旅行の準備は「オランダに必要な持ち物と便利グッズを旅のプロが徹底解説【チェックリスト付】」を見ればバッチリ♪
ガイドブック
オランダ関連の書籍を10冊以上読んでおすすめしたいガイドブックをまとめました。
正直その国をしっかりと堪能したいなら地球の歩き方1択といっても過言ではありません。
ツアーガイドや旅慣れた人が購入するのはやっぱり地球の歩き方。
全467ページはもはやガイドブックというより教科書レベル。
内容もかなり充実しており、その国の文化、歴史、生活習慣なども理解できるため旅の満足度が格段にあがります。
20年旅を続けて痛感していますが、まったく知識がない場所だと人はなかなか感動できないものです。背景を知って初めて心に響いたという経験が何度もあります。
アムステルダム、ハーグ、デルフト以外の地方都市の情報が詳しく載っているので周遊するには欠かせない1冊。
オランダのハイライトはもちろん、美術館内の見どころや、オランダ料理などグルメに関しても詳しく紹介されています。
現地で体調を崩した時や犯罪に巻き込まれた時の連絡先や緊急時の医療会話まで載せているのは本当に素晴らしいと思います。
また、kindle版のみ分冊版があるため、オランダにしか行かないという方は分冊版がおすすめです。
通常版よりお値段が安くなるのが嬉しいですね♪
オランダで絶対食べたいグルメまとめ
オランダ人は元々食べることに時間を割かず、お腹を満たすことを最優先させる食事スタイル。
そのため、歩きながら片手間に食べることができるファストフードが充実しており、観光の合間の小腹を埋めるのに最適です!
また、体に優しい家庭料理もたくさんあるので、ホッと一息つきたいときはゆっくり座って味わうのもいいですね♪
近隣のベルギーやフランスと比べるとどうしてもレパートリーは少なめですが、土地や風土の違いがあるため仕方ありません。
どうしてこういった食文化になったのか、そんなことに思いを巡らせながら旅をしてみるともっと面白いですよ!
オランダをもっと知る
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好きなホテルと組み合わせて自分のオリジナルツアーを作るのも楽しいですよ!乗り継ぎが悪いので個人的には直行便が断然おすすめ。
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アムステルダムでぜひ泊まっていただきたいのがピューリッツァーアムステルダム。
17世紀と18世紀築のカナルハウス25棟を連結した素晴らしいホテルはここでしかお目にかかれません。
アンネフランクの家にほど近く、運河も見られるお部屋を取ればオランダを堪能できますよ!
モダンで朝食も美味しい誰にでもおすすめできる一押しのホテルです。