ベトナム

ベトナム治安・危険情報2024年最新!旅ブロガーが教える注意点と6つの安全対策

この記事を書いた人
マリ@オハヨーツーリズム
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mari
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ハロー!オハヨーツーリズムのマリ(@mari_ohayotourism)です。

東南アジアの中でもベトナムの治安は良い方です。

女性ひとりでも特段問題なく観光することはできますが、注意すべきことは沢山!

治安が良い国でも、わたしは万が一のため最低限の備えは欠かしません。実際父はベトナムでスラれましたし…。

  • 海外旅行保険(付帯のクレカ推奨)
  • 現金は1万円程度で基本クレカ払い
  • ネット環境(WiFiSIM)準備
  • セキュリティポーチで貴重品管理

旅慣れていない場合は高くても治安重視でホテルをとることを強くおすすめします。

関連記事ベトナム旅行クレジットカード選び方
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当ブログ(オハヨーツーリズム)では、そんなベトナムの実際の治安情報と、絶対注意しておかなければならないことをまとめました!

保険やネット環境、ホテル選びの大切さ、知っていれば避けられるリスクをこれでもかと盛り込んだので、必ずすべてに目を通しておいてくださいね!

この記事でわかること
  • 現地で起こる犯罪手口
  • 現地の危険エリアと安全対策
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ベトナムの治安と世界平和度指数ランキング

外務省の安全情報

2024年1月現在、外務省の海外安全ホームページでは危険情報は出ていません。

日本人が巻き込まれた殺人事件やテロなどの話はほぼ聞いたことがありませんし、犯罪といってもスリや詐欺などの軽犯罪がほとんどです。(これはベトナムに限らずどの国でもあることですね・・・)

実際、わたしがホーチミンを旅行した時には温厚な人が多く、困っているとこちらから声をかけなくても手助けしてくれる人がいるというイメージがあります。

mari
mari
ちなみに、ベトナム人は日本人と同じくらい『勤勉』な人が多いと言われています。

必要以上に心配することはありませんが、渡航前にたびレジなどの安全情報の登録をしておくことをおすすめします。

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犯罪データ

ベトナム国内における2021年中の犯罪件数は41,728件。薬物犯罪検挙件数が26,193件と多いのも気になりますね。

殺人などの凶悪犯罪の発生は少ない傾向にあります。

ただ、貧富の差が広がっているので、強盗や繁華街周辺でのひったくり、スリや置き引きなどの軽犯罪が多発しています。

日本人の旅行者も空港や路上、ホテル・レストランなどでパスポートや現金、スマホなど貴重品が盗まれてしまったというケースが頻繁に報告されています。

治安が良いとはいえ、スリ・置き引き、ひったくりが多いようなので、十分注意して観光するようにしましょう!

世界平和度指数ランキング

国際NGOの経済平和研究所(Institute for Economics and Peace)が23項目にわたって163か国を分析し、毎年世界中の国々の「平和さ」を数値化して世界平和度指数を算出しています。

GLOBAL PEACE INDEX 2023の情報によると、日本は9位、ベトナムは41位でした。自身の経験と必ずしも同じ印象ではありませんが、旅行の参考になると思うので、目安に利用してください。

ベトナムで注意すべき危険エリア

ベトナムとひと口に言っても、さまざまなエリアがあります。

特にガイドブックに載っている旅行者が多い地域の治安情報については気になるところ!

主なエリアごとに、治安情報をざっくりまとめてみました。

ベトナム北部(首都ハノイ、ハロン湾、サパなど)

ベトナム北部でいうと、人が多く集まるハノイでひったくり、スリ、置き引きなどの軽犯罪が多く起きています。

ハノイの中でも下記の場所で盗難事件が多く起きているので、行く予定がある方は十分警戒してください。

  • ホアンキエム湖周辺
  • 旧市街
  • ドンスアン市場
  • ハンガイ通り
  • 統一公園周辺
  • キムマー通り・リンラン通り・ダオタン通り
  • 大規模ショッピングモール
  • バスターミナル

ナイトマーケットで似顔絵を描いている最中に父が財布をすられました!!

絵に集中していたので完全にやられてしまいました。悔しい!!

ベトナム中部(ホイアン、ダナン、フエなど)

ベトナム中部のホイアン、ダナンなどは比較的小さな町のため、ハノイやホーチミンに比べると治安が良いと言われています。

ホイアン旧市街のランタン祭りが有名で、旧暦の14日になると多くの人が集まります。そのため、スリやひったくり、置き引き等が多く起きる傾向にあります。

暗闇の中、ランタンの光が幻想的に見える素敵なお祭りですが、薄暗いと言うのはスリや置き引きがしやすい状況でもありますので、気を引き締めて観光しましょう。

ベトナム南部(ホーチミン、ダラット、ニャチャンなど)

ホーチミンも首都ハノイと同じような大都市。人が集まるエリアなので、どうしてもスリや置き引き、ひったくりなどの窃盗が多くなります。

日本人旅行者はもちろん、現地のベトナム人でさえ、スマホを盗まれたりするので気をつけましょう!

下記の場所で盗難事件が多く起きているので気をつけましょう。

  • ベンタイン市場周辺
  • グエン・フエ通り、パスター通り、ドン・コイ通り、ハイ・バー・チュン通り
  • トン・ドック・タン通り、チャン・フン・ダオ通り、レー・ライ通り、レー・タイン・トン通り
  • 大規模ショッピングモール
  • バック・ダン公園
  • サイゴン大教会
  • 統一会堂前の公園
  • 2区~7区(フーミー橋)、10区
  • タンビン区、フーニュアン区、ビンタン区
あもちゃん
あもちゃん
ホーチミンの危険エリアについては、下記の記事で詳しく紹介しているので参考にしてみてください♪
ホーチミン治安・危険度!気をつけておきたい6つの注意点東南アジアで人気の国であるベトナム。 自然や都市、料理やショッピングなどをリーズナブルに楽しめる要素が満載の国です♡ 今回は...

ベトナムで頻発する犯罪・トラブルの具体的事例

スリ・置き引きに注意

前述した通り、ベトナムではスリや置き引きの被害にあう日本人が多いので、注意が必要です。

mari
mari
では、実際におきた事例をご紹介します!
  • 混雑した市場や路上、ショッピングモール、バスや列車の車内で、気付かないうちにバッグやウエストポーチのジッパーを開けられ、財布やスマホなどの貴重品を奪われる
  • スリ集団が旅行者をそれとなく取り囲み、1人が旅行者の注意を引いている間に、他の仲間がバッグや財布を盗む
  • 目の前で自転車を倒したりして旅行者の注意を引きつけている間にポケットやバッグから財布を盗む
  • ホテルや空港で、チェックインの手続をしているときや人に話しかけられている最中に置き引きされる
  • ホテルの室内清掃の間に小物類が盗まれる

ホテルや空港は、なんとなく街中より安全な感じがしてしまいますが、油断は禁物!

フェニー
フェニー
いかなるときでも荷物は自分でしっかりと管理しましょう。

バイクでのひったくりに注意

ベトナムは、バイクに乗っている人がめちゃくちゃ多いのですが、ひったくり犯もバイクを犯行につかうケースが多いのです。

よくある手口としてはバイクに二人乗りし、一人が運転、後部座席の一人がひったくり行うという方法。

バイクに乗ったままゆっくり近づき、バッグをひったくってきます。犯行後はバイクで逃げていくので、走って追いかけるなんてできません。

警察でさえ捕まえるのが困難なようなので、ひったくられた物が返ってくることはあまり期待しない方が良いと思います・・。

バッグはひったくられないように、しっかりたすき掛けにしておきましょう!

あもちゃん
あもちゃん
また、バッグだけでなく、歩きスマホをしているとスマホをひったくられるので、十分な注意が必要です

両替・お釣り詐欺に注意

両替や高額紙幣を出してお釣りが多い時は、すぐに合っているか確認しましょう。

悪意がなくても、人間が数えている場合はミスすることもあります。後から言っても対応してくれない場合があるので、その場ですぐに確認することがおすすめです!

ベトナムの紙幣はわかりにくい

ベトナムのドンは、ゼロの桁数が多いので支払に戸惑うことがあります。

現地の人に任せてお金を見せると本当の金額より高い紙幣をとられたりするので注意が必要!

ベトナムドンの計算方法は以下の方法が有名です。

  • 0を3つ取って×5にする方法
  • 0を2つ取って÷2にする方法
mari
mari
計算しやすい方で良いと思いますが、わたしは「0を3つ取って×5にする方法」をよく使っていました。

また、30,000ドンの金額表示では30kという表記をするケースがあります。

k=1000なので、30,000なんだなとすぐに計算することができます。
カンマ以下の「000」を見ないようにして、5倍するとほぼ日本円になるのでわかりやすかったです。

ぼったくりタクシー、シクロ、バイクタクシーに注意

ハノイのシクロハノイのシクロ

どこの国に旅行へ行っても必ずいるのが、ぼったくりタクシー(笑)

もちろん、ベトナムにも存在していますので、きちんとしたタクシー会社のタクシーに乗り、自衛しましょう!

ベトナムはそもそもタクシーが安すぎて、ぼったくりでも東京レベルなので気づかずに払ってしまう人が多そうですね・・・。

VinasunヴィナサンMai LinhマイリンもしくはGrabがおすすめです。

mari
mari
わたしが実際にこの2社のタクシーに乗った時には、遠回りもせず適正価格でスピードを出すことなく安全な印象を受けました。

Grabについては、こちらで詳しく書いているのでぜひ参考にしてみてください!

GrabとUber徹底比較!配車アプリの特徴とメリットまとめ海外旅行先の移動方法として、一番楽チンなのはタクシーですよね!でも高い!! 料金が高額なのはもちろんのこと、行列に並ばないといけな...
mari
mari
ベトナム中部では乗り放題でしたが、ハノイの場合近くまで頼むのは苦労しました。

また、「シクロ」と呼ばれる人力車とバイクの後ろに乗る「バクタクシー」があります。

どちらも旅行者向けの乗り物で、料金の相場がありません。わたしたちは2019年ハノイで1時間20万ドンくらいと聞いていて、チップも含めて30万ドン(約1,500円渡しました)

そのため、降りる時に最初に約束した料金と違う料金を請求されるというトラブルも。

絶対にぼったくられるという訳ではありませんが、トラブルを避けたいなら利用しない方が安全かも。

もしどうしても乗車したい場合は、現地の旅行会社などで契約しているシクロに乗った方が無難だと思います!

フェニー
フェニー
バイクタクシーも同様のトラブルが多いので注意!

また、バイクなので生身の体が外に出たままホーチミンの交通渋滞の中を走ると思うと、個人的には事故やケガが怖いので特に女性にはおすすめしません。

交通事情に注意

ベトナムはバイクに乗っている人がとても多いです。

東南アジアらしい光景ですが、かなり危ない!信号や横断歩道がある場所でも、脇をバイクがすり抜けて行きます。

日本人からしてみれば信号が赤ならバイクは停まって待っているのが当たり前ですが、ベトナムではバイクは関係なく気をつけながら通ってくる人がたくさん!!(さすがに車は赤の時は停まっています。)

横断歩道を渡るときは細心の注意が必要です。

反政府活動に注意

政府の土地収用をめぐって国内の至る所で争議が頻発しています。

2020年1月にはハノイ市近郊において警察官3名が死亡する大規模な騒擾事件も発生。

ベトナム当局は、ベトナム人海外移住者(以下「越僑」)を主体とする反政府活動家の活動に対して警戒を強めています。

ベトナムで犯罪にあわないために気をつけたい6の安全対策

危険な場所を避ける

上記の危険スポットはもちろん、宿泊先の従業員にこの辺りで危険なスポットはないかどうか聞いてみてください。

最新の情報はやはり実際に住んでいる方から聞くのが一番です。

怖いもの見たさで危険な場所へ立ち入るのは絶対にやめてください。日本とは違うということをお忘れなく!

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せっかくのチャンスですから、セキュリティのしっかりした4つ星、5つ星ホテルの滞在がおすすめです!

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現金を大量に持ち歩かない

ベトナムは一昔前に比べると、カード支払いができる場所がかなり増えてきています。

空港やホテル、レストラン、大手スーパーマーケットなど中心部の旅行者が訪れるようなお店は、クレジットカードやデビットカードでの支払いが可能です。

もちろん現地の屋台やローカルマーケットなど、一部の場所で現金しか受け付けないケースもありますが、そのような少額の支払いを除いて、多くの場所でクレジットカードが使えます。

万が一スリや盗難の被害にあった時のために、持ち歩く現金は最低限(目安は1万円以下)にしておきましょう。

関連記事旅のプロが教えるベトナムで得する人気クレジットカードランキング

しつこく話しかけてくる人は無視する

物売りやナンパなどは、徹底的に無視しましょう。

話しかけることで気を引き、スリや置き引きをしかけてくる人もいます。

また、酔っ払いなど危ないと感じたら、賑わっているお店に入るなどしてその場を離れるようにしてください。

mari
mari
しつこい人があなたに何か利益をもたらすことはまずありません。

派手な服装はせず荷物は少なめに

日本のようにあまり華やかな恰好をしているとすぐに旅行者だとわかって狙われてしまうかもしれません。

なるべく現地に馴染むようなカジュアルな恰好を心掛け、荷物も少なめにお出かけしましょう!

ブランドバッグや華美な恰好は「お金持ちだ!」と広告を背負って歩いているようなもの。

普段派手な洋服を好む方は気を付けてくださいね。

関連記事ベトナム旅行おすすめの服装と現地で浮かないシーズン別コーデ

mari
mari
基本的には、サンダルやスニーカー、ショートパンツなどラフな格好でOKです♪

わたしは貴重品(財布、パスポート)を必ずセキュリティポーチへ入れるようにしています。

実際に愛用しているセキュリポ

ファッション性はありませんが、危険を回避するにはとても有効で手放せません

夜間の一人歩きは避ける

ベトナムは治安が良い方ですが、夜は一人で出歩くのをおすすめしません。

夜間の一人歩きはできるだけ避け、移動には必ずタクシーや「Uber」などの配車アプリを使い、安全に移動しましょう。

ベトナムで女子旅をするなら気をつけておきたいこと

ナンパに注意

タイなどナンパの多い国に比べるとベトナムは落ち着いていると思います。

ですが、女性のひとり旅や女子だけのグループでいると、やはり声をかけられることも。

あまりグイグイしてくる人は少ないようですが、中には悪質な人もいるので、知らない人にはついて行かないことが大原則ですね!

マッサージでのセクハラに注意

市内には、マッサージ店がたくさん!。

マッサージ店が集中しているエリアがいくつもあるので、よりどりみどりですね♪

でもここで気を付けたいのは、マッサージ中のセクハラ!

事前にお店の口コミを読んで、ある程度ふるいにかけておくといいかもしれません。

mari
mari
気になる人は、男性の担当にならないよう一言添えたほうがいいかも

ベトナムで子連れ旅行をするなら気をつけておきたいこと

子連れ旅行で治安が悪くて怖いと感じたことは一度もありませんでしたが、やはりバスの長距離移動はやめておいた方が良さそうでした。

mari
mari
道が悪くて、わたしも車酔いしそうだったので・・・。

ベトナムに限らず東南アジアは熱中症が心配です。子供は熱が上がりやすいのでしっかり対策してあげてください。

また、我が家はわたしも娘も虫刺されが本当にひどかった!!もっと虫よけを持っていくべきだったと後悔しました。

ベトナム旅行前に準備すべきはWiFiと海外旅行保険

ベトナム旅行に限らず、この2つはとても重要!海外旅行に行く際にスマホ利用と海外旅行保険はマストです。

WiFiレンタルでネット環境を整える

旅先で何か困ったことが起きた時、ネットが使えると安心感が違います

道に迷って危険そうな場所に迷い込んでしまった時、スリに逢った時、体調を崩してしまった時、すぐに検索して助けを求められれば大きな被害にならないことも十分あり得ます。

普段なら落ち着いて判断できることも、焦っていると思わぬ方向にいってしまうものです。

旅慣れた人であれば現地のSIMカードを、そうでなければレンタルWiFiを準備しておくことをおすすめします。

レンタルWiFiは価格、品質、サポートなどを比較した結果わたしはグローバルWiFiをすすめることが多いのでぜひ参考にしてみてください。

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ベトナムの治安まとめ

ベトナムは基本的な注意点を守っていれば、安全に過ごせる国ですが、日本人旅行者の盗難の被害が多いのも事実です。

わたしのおすすめを最後にまとめます。

  1. エポスカードを作って海外旅行保険に備え、現地ではクレカ払い
  2. WiFiSIMカードを用意し、いつでもネットが使えるように準備
  3. 貴重品はセキュリティポーチに隠し、財布をカバンやポケットに入れないようにする!

ついつい観光に夢中になりがちなのは仕方ないけど、身の回りの貴重品をきちんと管理して、楽しい思い出だけを持ち帰ってくださいね♡

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