出産前は海外旅行に行き慣れていた方ですら子供が生まれると一気に海外旅行のハードルは上がってしまいます。
この記事では子連れ旅の達人であるわたしが、子連れで海外に行く場合に必要な事柄を詳しく解説していきます。
関連記事子連れ旅行はメリットがたくさん!小さい子供と旅に出る5つの理由
2020年11月現在4歳娘の渡航は28ヵ国、100フライトを超えました!
このページの目次(もくじ)
子連れ海外旅行の計画を立てる
まずは行き先と旅行の時期を決めましょう!
わたしが学生時代の自分に伝えたいこと。
旅行はベストシーズンに行け!
これに尽きます。
オフシーズンは天候が悪く、その分料金が安くなります。そのため、特に予算が高くなりがちなヨーロッパは冬を選ぶことが多くなっていました。
しかし、大人になってから春~秋にかけてのベストシーズンに旅をするようになり、冬のヨーロッパという選択は失敗だったかも・・・と気づきます。
あの時イマイチだと思ったあの街も…あの街も素晴らしいんだけど…!!初めて来たのかと思うほど季節で全く違う場所に変わりました。
もしこの旅が一生に一度になるかもしれないと思うのであれば、なおのことシーズンは慎重に選んでほしい。
たとえ料金が1.5倍になったとしても、毎日晴れているヨーロッパと、毎日薄暗く雨もしとしと降るヨーロッパでは価値が全く違います。
夏場は日も長く、営業時間、観光できる時間もその分増えます。よく考えれば当たり前のことですが、当時はとにかく金額を優先していました。
オフシーズンに旅行するのはどうしても予算の都合が合わない場合や、慣れてきてリピートする時がおすすめです。
それでは行きたい国と休みが決まったら安全情報の確認をしていきましょう!
外務省のホームページで渡航先の安全情報を確認
2019年以降、戦争やテロ、パンデミックで情報が錯綜することが以前より増えました。
ネットの治安情報も役立ちますが、最新情報が知りたいなら外務省の公式ページがおすすめです。
海外での安全情報とトラブル時に使えるおすすめサービスをまとめました。直近テロやデモが起こっていないか、犯罪件数は増加していないか確認しておきましょう。
関連記事海外での安全情報が知りたいなら外務省の3つのサービスを活用せよ(姉妹サイトオハヨーツーリズム)
子連れ海外旅の準備
予定が決まったらまずはパスポートを取得です!申請には最低でも1週間かかります。
昔のパスポート期限が切れていたなんてことにならないよう、2週間前には一度中身を確認しておきましょう。
パスポートの準備
パスポートで一番面倒なのは日程の調整です。東京都の場合、土曜日・国民の祝日・年末年始は休み。
曜日によっては17時に閉まってしまうのでとにかく早めに作りましょう。
可愛いパスポートケースで気分を上げるのもおすすめです。
ビザの申請(必要な場合)
日本は世界一多くの国へ自由に行けるパスポートだ!なんて言われていますが、どの国も全くVISAなしという訳にはいきません。
以前からアメリカ・カナダに行く場合はESTA・eTAという電子渡航認証の取得が義務づけられていましたが、ヨーロッパも2023年からこの対象となります。
その他アフリカを中心に、ビザが必要な国は事前に申請していないと入国出来ない可能性があるので必ず調べておきましょう!
子連れ海外飛行機・ホテル・ツアーの予約
初めての子連れ海外旅行なら断然ツアーがおすすめです。特に初めて行く場所なら何かトラブルがあった時に安心です。
集団行動が苦手でないなら「ガイド付きのツアー」を、少しくらい自由に冒険したいなら「航空券+ホテル+送迎のみ」のプランがおすすめ。
わたしはさすがに個人旅行で大丈夫ですが、現地ではタクシーや現地ツアーを駆使して無理のない旅を楽しんでいます。
ツアー予約で気を付けておきたいこと
海外旅行ツアーを選ぶときのポイントやツアーの種類を詳しく解説しました。
予約する時の注意点は必ず読んでツアーを探してみてくださいね!
関連記事海外旅行ツアーを予約するときの4つのポイントと注意点
飛行機予約で気を付けておきたいこと
飛行機予約で気を付けておきたいこと
格安航空券を取るのに有名な比較サイトのひとつにエクスペディアがあります。
航空券を予約した後ホテルも検索でき、対象ホテルが最大15%OFFになるのでわたしも何度か利用しました。
以前はヨーロッパ便といえばアジアの経由便が圧倒的に安かったのですが、コロナ以降かなり高騰しており、格安便は消えてしまいました。
また、エアトリの航空券アプリは検索しやすさ抜群。
13社の最安値を一括比較できます。
航空券/飛行機チケットの予約なら エアトリ
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また、飛行機座席選びの2つのポイント(窓側・通路側/前方・後方)について旅のプロがまとめました。座席をどこにするか悩んだ人はチェックしてみてください。
関連記事飛行機の座席はどこがおすすめ?機内で快適に過ごすためのシートの選び方
子供と一緒に100フライト以上こなしたわたしが、子供と飛行機に乗るときのポイントをまとめてみました。
不安も多いと覆いますが、最終的には親のおもいきりが一番大事です(笑)
関連記事赤ちゃんと飛行機に乗る時に知っておくべき4つの注意点
関連記事飛行機の子供料金まとめ(国内線・国際線の違い)
小さい子供と飛行機に乗るならできる限り座席指定をしておきたいところ。
ホテル予約で気を付けておきたいこと
海外での具体的なホテルの選び方で大切なことはおもに2つ。
立地とグレードです。
ホテルの立地は、治安があまりよくないエリアの場合、身の安全を守るための重要なポイント。
安いのには必ず理由があります。子連れの場合特にケチらず安全を優先してください。
ヨーロッパの場合、高級ホテルでもアメニティがない、エレベーターがない、お客様は神様ではない。というのが一般的です。
快適で心地の良い滞在を安くしたいなら東南アジアやグアム、サイパンなどがおすすめです。
ホテル予約は
Booking.comがおすすめ
なぜなら圧倒的に口コミが多い
良いホテルを見つけるコツは
少なくとも100件以上のレビュー
7点以上のホテルを探すこと
関連記事旅の達人が選ぶ海外旅行におすすめのホテル予約サイト4選
子連れの場合、以下の2点も対応可能か確認しておくと安心。シャングリラなど子供を預かってくれるホテルもあります。
- アーリーチェックイン・レイトチェックアウト可否
- プレイルームの有無
子連れ海外その他オプション予約
必要に応じて事前に予約、申し込みをしておきましょう。WiFiと海外保険はマストです。
ここではわたしのおすすめや、わたしが日頃どんなサービスを使っているか紹介しています。
ネット環境の確認・WiFiレンタル
SIMフリー端末・レンタルWiFi・データローミング徹底比較!
海外旅行保険
子供は親の付帯になる契約がほとんど。条件をよく確認しておきましょう!
レンタカー予約
海外レンタカー、どんなものかドキドキしましたが、数年ぶりの運転でもなんとか楽しめました(笑)
日頃乗り慣れている方で、左側車線の国なら余裕で乗れると思います!
初心者向け!海外レンタカー借り方・返し方完全ガイド
意外とカンタン!国際免許取得方法
子連れ海外旅の持ち物
旅行に必要な荷物(全般)
慎重な方からすると「え、たったこれだけ?」と思うかもしれませんが意外となんとかなるものです。
あまり心配せずに、現地で買い足せばいいやという大きな気持ちで楽しんで準備してみてくださいね!
海外行ったわたしが海外旅行に絶対外せない持ち物と不要なものをまとめてみた
旅行に必要な荷物(子供用)
乳幼児用68ヵ国以上行ったわたしが海外旅行に持っていくマストアイテム8選
海外旅行におすすめのベビーカーベスト3
クレジットカード
元クレジットカード社員が旅好きにおすすめするクレジットカード6選
年会費無料で海外旅行保険付きのおすすめクレジットカード3選
子供と一緒の旅行はどうしても荷物がふえがちです。忘れ物が気になる人は前日までにチェックリストを作ってみてください!
わたしの作ったチェックリストでよければぜひ参考にしてみてくださいね!
パッキング
子連れ海外出発当日
空港へは2時間前到着が基本。大人のみなら1時間~1時間半前でもOKですが、子連れの場合は余裕をもって2時間~3時間前には到着しておきましょう!
空港での過ごし方
ラウンジで過ごす
プライオリティパスや航空会社の上級会員になってラウンジでゆっくり過ごすのもおすすめ。香港国際空港のラウンジはおままごとセットもあって子供フレンドリーだった♪
プライオリティパスの作り方と使い方
キッズスペースで過ごす
日本も海外も空港のキッズスペースは結構おもしろいです。大きな空港だと遊び場はいくつかあるので大きなものを探してみましょう!
搭乗前に走り回って遊んでくれれば機内でぐっすり寝てくれるかも!?
機内での過ごし方
おすすめはタブレット&動画配信サービス
あもちゃんが好きなのは音が出る絵本なので、さすがに持っていけません(笑)
最近はタブレットでお気にいりのおかあさんといっしょや大好きなペッパピッグをダウンロードして見せています。
動画配信サービス「Amazonプライムビデオ」では、事前に見たいアニメや動画をダウンロードしておけるのでネット環境のないところでも使えて超絶便利。
まだ動画が観れない小さい赤ちゃんには音のうるさくない本やおもちゃを♪
詳しくは「赤ちゃんと飛行機に乗る時に知っておくべき4つの注意点」で解説しています♪
税関書類準備を書く
日本国内に入国する際、ひと家族につき1枚税関書類が必要。
日本語なので簡単ですが、間違いのないよう飛行機の中でゆっくり記入しておきましょう。
到着(Arrival)
成田・羽田国際空港はすべて自動の顔認証で、待ち時間もほとんどなくなって嬉しい限り!
スタンプを押してほしい人は係りの方に申し出ましょう。
- イミグレーションで入国審査
- 預け荷物の受け取り
- 税関
- 到着ロビー
税関では書類とパスポートを渡すだけ。時々ランダムに止められスーツケースの中身を確認されることも。
両替
ホテルまでの移動
ホテルまでの移動はホテルに送迎を頼むかタクシーがおすすめです。
電車やバスは値段が安い分、自分で荷物を運んだり色々と大変なのでここはケチらず快適さを選びましょう!
ホテルについたら荷物を置いてあとは最大限良好を楽しむだけ♪
子連れ海外旅行を10倍楽しむコツ
現地オプショナルツアー
子連れなら車のチャーターや子供向けのオプショナルツアーがおすすめです。
準備中 オプショナルツアーのすすめ
現地の文化やマナーを受け入れる
海外では、わたしたち日本人から理解できないこともたくさんありますが「郷に入っては郷に従え」現地の方に敬意を払ってその土地や人々の暮らしをを感じるように努めましょう!
公園や遊び場の探し方
ガイドブックには載っていなくても、海外には子供が遊べる公園や遊び場がたくさんあります!
Googleマップで「play ground」と検索すると公園や遊び場が見つかります。
言葉が通じなくても子供同士勝手に遊びますし、現地の親とも交流できて楽しいですよ。
子連れ海外帰国当日
空港へは2時間前到着が基本。
しかし、南米など一部の地域は3時間前が推奨されていたり、交通が日本と違って不安定なこともあるのでさらに余裕をもった行動を心がけて!
到着(Arrival)
- イミグレーションで入国審査
- 預け荷物の受け取り
- 税関
- 到着ロビー
子連れ海外で病気・事故のトラブルに見舞われたら
病院・医療について
一番気になるのが現地の衛生面と医療体制ではないでしょうか。外務省のHPでは各国の医療レベルや日本語OKな病院、外国人用の病院を詳しく紹介しています。
わたしもブラジルやラオスで病院へかかったことがあります。
病院や連絡先については外務省:世界の医療事情で詳しく確認できます。
現地特有の病気や対策も細かく記載されているので心配な方は目を通しておきましょう!
海外旅行保険の適応は基本的に「自宅を出てから帰宅するまで」となっていることがほとんど。
いったん帰宅することで無効になってしまう条件もあるので、トラブルに見舞われたらなるべく早く保険会社へご相談することをおすすめします!
最後に!旅の思い出アルバム作り
自宅に帰ってきたら一安心。子供と一緒に親も経験値アップで成長を感じると思います。
旅行から帰る度、あもちゃんがおしゃべりに。海外の刺激のせいなのか親と長く接しているからかはわかりませんがわたしとしては嬉しい(笑)
一度つくってハマってしまったのでぜひチェックしてみてください♪1年に1冊作ってあもちゃんにプレゼントするつもりです。
子連れ旅の情報は少ないので、不安に思うことも多いかもしれません。
そんな時はいつでも問い合わせからご質問ください!わたしの知っている範囲で何でもご相談に乗らせていただきます♪