マイルのSFC修行でクアラルンプール1泊2日24時間滞在の旅をしています。
今回決めた旅のテーマは「6大モスクを巡る旅」
イスラム圏、とりわけモスクが大好きなのでプトラジャヤ、通称ピンクモスクに行くのを楽しみにしていました!
鉄のモスクは聞いたことがなかったので驚きでした。TripAdvisorではピンクモスクより評価が上で、プトラジャヤの観光地としては人気第1位( ゚Д゚)
つくづく日本と世界のランキングって全然違うなって思います(笑)今回はそんな日本人に知られていない穴場スポット、アイアンモスクMasjid Besiについて紹介します。
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このページの目次(もくじ)
鉄のモスク(アイアンモスク)・プトラジャヤ基本情報
プトラジャヤの歴史はそれほど古くありません。クアラルンプールの人口密度の増加から政府が計画して作った行政都市です。
第4代首相マハティールの提唱により、1990年代半ばから開発が着手されたのでまだまだ新しい街ですね!
プトラジャヤは「City in a Garden」をテーマに設計され、緑と水に囲まれていてクアラルンプールとは完全に異なる雰囲気。
そんな街中にあらわれるのが通称、鉄のモスク。正式名はMasjid Tuanku Mizan Zainal Abidin (Masjid Besi)トゥアンク・ミザン・ザイナル・アビディン・モスク!長い・・・(;・∀・)
2004年4月に着工し、2009年8月に完成したかなり新しいモスクで、現代美術かと見間違うほどモダンで洗練されています。
wikipediaによると、外装に用いられているガラスの質が高いため、遠くから眺めると白色に見えるように作られているんだとか。
ドイツ製の「人工ワイヤーメッシュ」やガラスを使って建築され、敷地面積はピンク(プトラ)モスクの2倍です。
建築費はなんと、MR2億800万!!(約75億円)プトラジャヤで働く公務員や家族のために作られたというのだから嬉しかっただろうな~。
鉄のモスクのすごいところはこれだけではありません。マレーシア市内のモスクはたいていエアコン付き。しかしプトラジャヤのモスクにエアコンはありません。
2万人も収容でき、一斉にお祈りをすると息苦しくなりますよね!そうならないよう綿密に設計され、空調をコントロールしているのだというから本当にすごい!
鉄のモスク見どころ
見どころはなんといってもこの珍しいスチール製の外観と内装です。
綺麗なカーブもとても美しく、高度な技術が用いられているのが一目でわかりますね。
アラビア語もシルバーで描かれていて、近未来なデザインです。
そしてこんなにもモダンなのにキッズスペースが設けられていたり、
マッサージチェアまであり、モスクに来るムスリムたちの憩いの場であるように配慮されているのがなんともおもしろい!
周囲には水がひいてあり、インフィニティプールのような雰囲気です。周りの景色が反射してとてもきれい。
天井のドーム部分もスチールで力強差を感じました。同じモスクなのにピンクモスクとは全く違っていて本当におもしろい。
細部まで凝ったデザインがあしらわれていて見ていてちっとも飽きません。
全体がシルバーで統一されているのに絨毯は赤。ここは女性用の礼拝スペース。
たまたま通りかかった日本語ペラペラのアンさんが少し案内してくれました。日本には9年住んでいたらしく、色んな話で盛り上がる(笑)
鉄のモスクは日本人があまり来ないのでてっきり中国人だと思ったらしく、わたしが日本人だとわかってとても喜んでくれました。ムスリムは本当にみんなフレンドリー。
下の階にはガイドを頼める受付もありました。わたしが行ったのは10時前だったのでクローズ中。
お祈りの仕方が写真付きで解説されていたり、
目が見えない人用の点字のコーランもありました。
自動販売機も発見。値段が手書きww
この素朴さと、モスクの斬新さがアンバランスすぎてどんどんマレーシア好きになってしまいます。
2018年9月現在、モスクは工事中なので結構雑然としていますが見学は可能です。むしろ人が少ないのでいいかもしれません。
プトラジャヤ湖クルーズ(Cruise Tasik Putrajaya)
プトラジャヤではクルーズを楽しむことができます。
- 観光ボートで25分間湖をまわるコースや
- クルーザーで45分間広いエリアを見れるコースがあって
今回はクルーザーに乗ってプトラジャヤを眺める事にしました。
午前中の「Early Bird(割引料金)」は11時、12時の時間帯があり、土日祝は10時も催行されます。
料金は大人:RM25 子供:RM18 とめっちゃ安い!半額です。できれば朝の方がお得だね♪
Day Cruiseは13:00 14:15 15:30 16:45 18:00 19:15の6回で
料金は大人:RM50 子供:RM35
詳しいクルーズの内容はこちら「ピンクモスクとプトラジャヤ旅行記」でお楽しみください♪
鉄のモスク(プトラジャヤ)行き方・アクセス
電車で行く
KLIAトランジットでPutraJaya/CyberJaya駅下車。
KLIA Ekspres(特急電車)と、KLIA Transit(普通電車)があるので間違って特急に乗らないように(・∀・)
駅からタクシーで約10分、またはNADI PUTRA BUS乗車。
タクシー・Grabで行く
市内中心部、空港からタクシーだと約40分 通常タクシーよりGrabの方が安いのでチェックしておきましょう。
Grabを使うとピンクモスク⇔鉄のモスクの間の移動は片道RM7(187円)と激安です。
鉄のモスクの入場料金・営業時間・所要時間
入場料金
モスク(教会お寺と一緒ね)なので入場料はありません。旅行者にはありがたいですね!
旅行者向けの開館時間は10:00~ですが、イスラム教徒は1日5回の礼拝があります。
お祈りの時間は立ち入ることができないので、下記の時間帯に見学しましょう。
営業時間・定休日
土曜日〜木曜日
- 10:00-12:30
- 14:00-16:00
- 17:00-18:00
金曜日
- 15:00-16:00
- 17:00-18:00
鉄のモスク見学の注意点
鉄のモスクに限らず、モスク内では露出の多い服装は禁じられています。
そもそもイスラム教が神様に祈りを捧げる場所ですから騒がないよう注意しましょう!
女性はアバヤやヒジャブ(ムスリム用のスカーフ)をかぶって身体と髪を隠す必要があります。
旅行者用のアバヤやローブの貸し出しがあるので事前の準備は不要です。
所要時間
プトラジャヤに滞在するなら2時間は見ておきたいところ。
タクシーに鉄のモスクとピンクモスクを両方見るので待っておいてくださいと頼むとスムーズに観光できますよ!
湖のクルーズを楽しむなら+1時間あると安心です。
おすすめモデルコース
- ピンクモスク(周辺散策)30分
- 湖上クルーズ40分
- 鉄のモスク30分
移動はGrab(自動車配車サービス)を使えばとっても簡単。早朝から夜遅くまですぐに車が来てくれますよ!
マレーシアをもっと楽しむ
チケットサイトを活用する
マレーシアをお得に楽しむならチケットサイトの活用がとってもおすすめ!
マレーシアの娯楽施設やツアーに関しては日本語対応している下記の3つの代理店を使うことでよりお得に楽しめます。
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また、わたしが旅行先で必ずチェックするのはシティパス。
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クアラルンプール以外に地方版も用意されているのでぜひチェックしてみてくださいね。
現地ツアーに参加する
マレーシアは比較的治安もよく個人旅行でも十分楽しめます。
しかしビーチリゾートや郊外に行く場合、限られた時間での移動リスクや、トイレの場所、重要な場所の見逃しを避けることを考えると、不慣れな方は現地ツアーに参加するのがおすすめです。
わたしが良く使うのがベルトラ。
ガイド付きで解説があると現地の理解が深まるので予算が許せばプライベートガイドがイチオシ。
またガイドが英語でもよければ、Klookのツアーの種類がかなり豊富でおすすめです。眺めているだけで楽しくなるものがいっぱいあるのでぜひチェックしてみてください。
観光の注意点
海外旅行は治安が一番心配になると思います。マレーシアは比較的治安がよく通常街を歩いていて怖い思いをすることはほとんどないでしょう。
しかし犯罪件数をみてみると、日本の25倍なので油断はできません!
また、食事があわずお腹を壊してしまったり、室内のエアコンが効きすぎて風邪をひいてしまうことも。
どこの会社のどんなプランでも構いませんので、出国前にあらかじめ携行品保証と医療保障が入っている保険に入っておきましょう。
わたしは、毎回入るのが手間なのと結構お金がかかってしまうという理由から、海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを複数枚持って備えています。
海外旅行保険付きのクレジットカードを持っていない方は、ぜひこの機会に1枚作成されることを強くおすすめします。
特に、年会費無料で海外旅行保険付帯のエポスカードは作らない理由がありません。
(エポスカードというと一般的には“マルイのカード”というイメージが強いですが、実は年会費無料で海外旅行保険が付帯なのは他の無料カードにはない隠れた魅力。未所持の方は迷わず作って損はないですし、年会費のかかるカードに苦手意識がある方の選択肢はエポスカード一択です。)
ガイドブック
マレーシア関連の書籍を10冊以上読んでおすすめしたいガイドブックをまとめました。
正直その国をしっかりと堪能したいなら地球の歩き方1択といっても過言ではありません。
ツアーガイドや旅慣れた人が購入するのはやっぱり地球の歩き方。
全424ページはもはやガイドブックというより教科書レベル。
内容もかなり充実しており、その国の文化、歴史、生活習慣なども理解できるため旅の満足度が格段にあがります。
20年旅を続けて痛感していますが、まったく知識がない場所だと人はなかなか感動できないものです。背景を知って初めて心に響いたという経験が何度もあります。
クアラルンプールだけの滞在ならここまでのガイドブックは必要ないかもしれませんが、とにかく内容が濃いのでわたしにとっては手放せない1冊。
現地で体調を崩した時や犯罪に巻き込まれた時の連絡先や緊急時の医療会話まで載せているのは本当に素晴らしいと思います。
雑誌系ガイドブックの「まっぷる」や「るるぶ」はなんとKindleUnlimitedで無料!
ガイドブックについては別の記事で詳しくまとめました。ぜひご覧ください。
鉄のモスクまとめ
プトラジャヤはピンクモスクだけでなく、様々な見どころのある素敵な街でした!
ピンクモスクと鉄のモスクはこんな近くにあるのに日本人に全然知られていないので、このブログを読んだ方はぜひお友達に広めてみてください♪
プトラジャヤは空港からすぐなので、トランジットや子連れ旅行にもおすすめです。わたしも機会を見て夜のライトアップも見てみたいな~。
次へ>>ピンクモスク(プトラジャヤ)行き方・見どころ完全ガイド!
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