マレーシアの首都クアラルンプールは泥川の合流地というなんとも風変わりなネーミング。
略してKLと呼ばれることも多いです。
中心地は高層ビルが立ち並び、東京と似たような雰囲気ですが、大きく違うのは人々の熱気。
若い世代も多く、街が持っているパワーが違う!こんなエネルギーを持っている時代に日本で暮らしてみたかったと羨ましくもあるほど。
また、よく見ると道がデコボコで、信号も消えているような場所も多く、発展している最中だということがわかります。
クアラルンプールの楽しみ方はそれぞれですが、絶対ここに行くべき!!というよりも、街のエネルギーを感じるため中心地を散策するだけでも十分。
おすすめの過ごし方はモスクやセントラルマーケットを散策したり、モールで買い物をしたり、格安で高級ホテルステイやマッサージをするといったあたりでしょうか。
人気のコピティアム(喫茶店)で朝食もいいですね。
特に街の中心ブキ・ビンタンの熱気は半端なく、ノリにノッたアジアの熱気を感じられるのでぜひ立ち寄ってほしいところ(渋谷のようなエリアなので人混みが嫌いな人はびっくりするかも)。
この記事ではクアラルンプールの主なエリアと見どころ、美味しいマレーシア料理やおすすめホテルをざっくり紹介していきます。
大人だけでも、子連れでも比較的安心して楽しめる多民族国家のマレーシア。東南アジアビギナーのみなさんにもぜひ楽しんでいただきたいと思います。
オハヨーツーリズムでは、クアラルンプールに来たら必ず足を運びたい人気観光スポットや、おすすめの料理、ここがよかった!と感じたお店など、いろいろご紹介していきます♪
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このページの目次(もくじ)
クアラルンプールの観光情報
クアラルンプールには何度も足を運んでいますが、主要な観光地は一度行って以来足が遠のいていたので、ここでもう一度どこが楽しかったかまとめました!
SNSでも情報が少なく、意外とまとまっていません。
みなさんがもっとクアラルンプールに興味をもてるよう、街を知るための情報をしっかり詰め込んだので、必要なところだけピックアップして旅の準備や観光のお供にご利用ください。
おすすめ観光の周り方
わたしがクアラルンプールにいる時はもっぱらGrab(配車サービス)を使っています。MRTやバスも便利なのですが、安くて楽なのでついつい贅沢になりがち。
歩いて移動する人はほとんど見かけません。
郊外に行くときや距離があるときは鉄道やバスを使うことも時々あります。
アロー通りの屋台やチャイナタウン、リトルインディアでのグルメもよく行きます。
今回はこの記事を作成するため地球の歩き方など、ガイドブックをじっくり読みこんで旅行してみました。へぇ、そんな場所もあったのね!と初めて知ることも多く楽しかったです。
↓観光地の位置関係をGoogleマップにまとめました。ぜひ活用ください。
ざっくり6つのエリアにわけてみました。端から端まで車やメトロを使って15分~20分なので1日、2日でもサッと周ることができます。
中心地は2日間くらい滞在してKL郊外や地方都市に移動するのも大変おすすめですよ!
チケットサイトを活用する
マレーシアをお得に楽しむならチケットサイトの活用がとってもおすすめ!
マレーシアの娯楽施設やツアーに関しては日本語対応している下記の3つの代理店を使うことでよりお得に楽しめます。
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チケット購入URL | |
---|---|
イチオシ | SIMカード |
KLIAエクスプレス | |
子連れ人気 | サンウェイラグーン |
KLCC水族館 | |
キッザニア | |
ペトロナスツインタワー | |
レゴランド |
また、わたしが旅行先で必ずチェックするのはシティパス。
上記の人気施設はKlookパスを使えば最大31%オフで超お得!
クアラルンプール以外に地方版も用意されているのでぜひチェックしてみてくださいね。
現地ツアーに参加する
マレーシアは比較的治安もよく個人旅行でも十分楽しめます。
しかしビーチリゾートや郊外に行く場合、限られた時間での移動リスクや、トイレの場所、重要な場所の見逃しを避けることを考えると、不慣れな方は現地ツアーに参加するのがおすすめです。
わたしが良く使うのがベルトラ。
ガイド付きで解説があると現地の理解が深まるので予算が許せばプライベートガイドがイチオシ。アジアはツアーも安いので、わたしもよく利用しています。
またガイドが英語でもよければ、GetYourGuideのツアーの種類がかなり豊富でおすすめです。眺めているだけで楽しくなるものがいっぱいあるのでぜひチェックしてみてください。
近隣の観光スポット
KLから日帰りが可能なおすすめエリアがいくつかあります。
イポーやマラッカは片道3時間ほどかかるので、日帰りするならツアーに参加しましょう。
- マラッカ(古都・世界遺産)
- イポー(食の街)
- スカイミラー(マレーシアのウユニ)
- ゲンティンハイランド(高原リゾート)
クアラルンプールで泊まりたいおすすめホテル
KLはホテル天国なのでおすすめしたいホテルは山ほどあります!
世界一お手頃価格と言われるリッツカールトンをはじめ、外資系有名ブランドホテルを色々泊まってみました。
ベスト3を決めるのがとても大変でしたが、泊まってみて気分が上がった順に紹介します。
やはりペトロナスツインタワーが目の前に見えるWクアラルンプールが良かった。大晦日は年越しイベントをやっていてものすごい盛り上がりでした!
世界一安いリッツカールトンと呼ばれるリッツKLもとても良かったし、女子旅ならマジェスティックを推したい・・・。
生演奏の中でアフタヌーンティ
マジェスティックのコロニアルカフェ pic.twitter.com/eqswgYOS8n
— マリ@旅ブロガー オハヨーツーリズム✈nextシンガポールマレーシア (@makiro77) December 25, 2022
エリアでいうとペトロナスツインタワーが見えるKLCCや空港から直結のKLセントラルあたりが便利でおすすめです。
もう少しお手頃かつ、利用しやすいのはルメリディアンとヒルトン。
ふたつは隣同士でプールが直結していて日本人スタッフもいるので定宿にしているトラベラーが多い印象。
クアラルンプールの観光名所と見どころ
クアラルンプール中心の見どころは、近隣のバンコクやシンガポールと比べるとそれほど多くありません。
近隣の観光スポットでも紹介した通り、周辺の観光地や日帰りできる目的地を含めて旅程を立てるのが一般的。
色々書きましたが、はじめてのKLならムルデカ広場でモスクの見学やお土産を散策し、KLCCのタワー前で記念撮影、ブキッ・ビンタンでマッサージや屋台、ショッピングを楽しむ王道コースでいいと思います。
地図の番号順に紹介していくので、興味のある場所だけチェックしてみてくださいね。
①クアラルンプール・シティ・センター(KLCC)☆☆☆
高層ビルが立ち並ぶ、KL最大のビジネス街で、ガイドブックの表紙によく使われているのがこのエリア。
実際にのぼるよりもツインタワーを眺めながらバーで1杯なんていうのが素敵だと思います。
高い建物に登ると、それ自体が見れないというのがデメリット。それではこのエリアの見どころを見ていきましょう!
ペトロナス・ツインタワー(Petronas Twin Towers)
88階建てのペトロナスツインタワーはKLのシンボル的存在。当時のマレーシア首相マハティール肝いりで建てられました。
タワー1を日本の建設会社ハザマ、タワー2を韓国の建築会社サムスン物産建設部門と極東建設が施工したいうのは有名な話。
1998年から2003年に台北101が完成するまで世界一の高さを誇りマレーシアの存在感を世界にしめしました。
KLCCパーク(KLCC Park)
ペトロナスツインタワーの隣にある公園で、噴水ショーや子供の遊び場が充実しています。
20ヘクタールの広大な敷地には、子供用のプレイグランドやプールをはじめ、遊歩道、ジョギングコース、噴水などがあり、まさに都会のオアシス。
KLCCパークからは、ペトロナスツインタワーが映える撮影スポットもあります!
夜になるとライトアップされ、噴水ショーとともに夜空に輝くペトロナスツインタワーも楽しめます♡
KLCC水族館(Aquaria KLCC)
KLCCはクアラルンプールで初めての水族館として2005年に開館。
日本の水族館は極めてレベルが高いので、海外でわざわざ水族館に行く必要はないと思いますが、大行列ができるほどの人気でした。
全長90mの水中トンネルが水族館の目玉で約150種5000匹の海の生き物を観察できます。
KLタワー |ムナラKL(KL Tower)
ペトロナス・ツインタワーと並ぶ展望台として有名なKLタワー。
高さ421mを誇る通信タワーで、360度の大パノラマが楽しめる展望台が見どころです。
展望台は、屋内展望台(Observation Deck)と屋外展望台(Sky Deck)+スカイボックス(Sky Box)の2種類。
屋内展望台だけでもクアラルンプールの街並みを十分楽しめますが、それ以上の見晴らしを求めるのなら、屋外展望台のスカイデッキとスカイボックスをおすすめします!
スカイデッキは開放感が抜群。大人の胸の高さほどの透明ガラス柵があるものの、反射することなく綺麗な風景写真が撮れるのも魅力です。
スカイデッキ内にあるスカイボックスは、KLタワー最大の目玉。
足元も天井も透明のガラス張りになっていて、スリル満点!!空中散歩をしている気分になれますよ♡
昼間の景色も素敵ですが、クアラルンプールの夜景を楽しみたい方は、夜がおすすめです!
②ブキッ・ビンタン(Bukit Bintang)☆☆
マレーシアで最も賑やかなショッピングエリアがブキッ・ビンタン。何度も滞在していますが、年末年始の人通りは半端なかった!若者や家族連れでものすごい賑わいです。
バブルだなぁ
日本でこういう時代を生きたかった pic.twitter.com/llG5PfWAcK
— マリ@旅ブロガー オハヨーツーリズム✈nextドバイ バーレーン サウジアラビア (@makiro77) December 24, 2022
ハイブランドから庶民のものまでなんでもそろいます。屋台ロードのジャラン・アローの熱気も楽しい。マッサージショップもズラリと並ぶので、疲れた身体をほぐして帰るのもおすすめです。
ショッピングモール・デパート
このエリアにずらりと並ぶモールやデパート。特にパビリオンはとってもおしゃれでウキウキするような店舗やブランドがそろっています。
クリスマスのデコレーションは本当に素敵でした♡
それぞれモールの雰囲気が違うので、見比べてみると楽しい!!
- パビリオン(大型でおしゃれ)
- スターヒル(高級)
- LOT 10(伊勢丹・ドンキもあり)
- スンガイ・ワン・プラザ(大型で庶民)
ジャラン・アロー(Jalan Alor)
クアラルンプール最大の屋台街として有名なジャラン・アロー。
約200mに渡るアロー通りの両側には、屋台が所狭しと並び、地元の人はもちろん、観光客にも大人気で、夜遅くまで賑わっています。
さすが多民族国家だけあって、マレー料理、中華料理、インド料理と料理のバリエーションも豊富。
屋台ならではの独特の雰囲気を楽しみながら食べるローカルフードは最高ですよ♡
このあたりは低価格のマッサージ屋も軒を連ねているので、わたしも来る度に立ち寄っています。
③チャイナタウン(China Town)☆☆
このエリアは素敵なカフェやコピティアムが沢山あって、休憩をとるのにちょうどいい。
フォトジェニックなエリアでもあるのでぜひ足を運びたいところ。
ぺタリン・ストリート(Petaling Street)
ぺタリンストリートはクアラルンプールの象徴的なチャイナタウン。アジアの熱気を感じたい旅行者にぴったりの場所!!
偽物のハイブランドや格安のファッションアイテムなど、これでもかと並んでいます。
あまり欲しいものはないのですが、歩いているだけで楽しいし、すぐに壊れそうとわかっていても、買ってもいいかな・・・。と思えるアイテムが突然出てくることも。
鬼仔巷(Kwai Chai Hong)
最近流行のウォールアート。
マレーシアのあちこちで見られますが、ここは1960年代の風景が描かれており、旅行者に人気の有名フォトスポットになっています。
走り回っていた子供たちを「鬼仔」と呼んでいたことから鬼仔巷(Kwai Chai Hong)という名前がついたのだとか。
みんな真剣にポーズをとり写真を撮っていました。当時の子供たちと遊んでいる雰囲気出てるかな?
スリ・マハ・マリアマン寺院(Sri Maha Mariamman Temple)
スリ・マハ・マリアマン寺院は1873年建設、クアラルンプールで最も古い歴史あるヒンドゥー教の寺院。
ヒンドゥー教寺院は基本裸足での入場になるため、靴を有料であずけて見学しました。
極彩色の寺院は何度来てもパワーをもらえる場所。毎回少しずつ神様の名前を覚えたりして楽しんでいます。
關帝廟(Guan Di Temple Chinatown)
スリ・マハ・マリアマン寺院のすぐそばにあるのが道教寺院の關帝廟。
その名の通り、三国志でお馴染みの関羽が祀られています。
豪傑として知られる関羽ですが、中国では関羽は武財神として崇められ、地元の人たちは商売繁盛を目的に訪れるそう。
仙師四師宮寺院(Sin Sze Si Ya Temple)
仙師四師宮寺院はKLで最も古い道教寺院。
建物と建物に挟まれ、独特の存在感を放って佇んでいます。
彫刻が施された梁や聖像、飾り板、鐘と太鼓などはすべて100年以上前のもの。
美にご利益のある寺院として知られ、海外のセレブがお忍びでお参りに来ることもあるのだそう。
ムルデカ118(Merdeka118)
現在建設中の超高層ビルのムルデカ118は、東南アジア最高層となる高さ678.9mのビル。
アラブ首長国連邦(UAE)のドバイにある「ブルジュ・ハリファ」に次ぐ世界第2位の高さで、オフィスやホテル、展望台、娯楽施設などが備わる予定です。
ペトロナスツインタワーに代わって、近い将来クアラルンプールのランドマーク的存在になるかも!?
④KLセントラル(KL Sentral)☆☆
ブリックフィールズ(Brick Fields)
KLセントラルから少し歩いたところにマレーシアのリトルインディア!
ファブリックショップや飲食店が軒を連ね、まるでインドにいるようです(インドよりきれいで安全なので心も穏やかw)
子供のドレスもかなり可愛いので、ファミリーにもおすすめです。インドのアクセサリーは激安で、掘り出し物のアイテムも沢山。
さらに、アーユルヴェーダ石けんを代表するメディミックスも豊富。
生産地のインドでも一押しの商品で、爽やかなハーブの香り&洗い上がりがツルツルになると評判。150円程度で手に入るのでお見逃しなく。
今日はKL在住のLANIさんにマレーシアのインディアスポットを中心にディープな場所へ連れて行ってもらってめちゃくちゃ楽しかった!
娘が懐いて別れるとき大変でした?
ありがとうございましたー? pic.twitter.com/effVbeGtI4
— マリ@旅ブロガー オハヨーツーリズム✈nextシンガポールマレーシア (@makiro77) December 26, 2022
色鮮やかな装飾は写真映えもするので、歩いているだけで楽しいですよ!
天后宮(Thean Hou Temple)
小高い丘の上に煌びやかな姿で佇んでいるのがマレーシア最大級の中国寺院、天后宮。
1989年に創建と比較的新しく、フォトジェニックな場所として旅行客にも人気のスポット。
中国の職人を呼び、4年かけて建設されたとあって、細部の装飾も素晴らしい!
右から観音菩薩、天后聖母、水尾聖娘の3体の仏像が置かれ参拝客は後を絶ちません。
わたしたちも賽銭をして線香をあげ、おみくじも体験してきました。特に春節のデコレーションがすごいので時期があえばぜひ訪問してみてください(年末にははじまってたよ!)。
天后宮のさらに詳しい情報はこのエリアを案内してくれた「LANIさんのブログ」でどうぞ。
Thean Hou Temple (天后宫)
めちゃくちゃご利益ありそうな赤!
娘が占いをしたいとせがむので年末だけど引いたらとにかく落ち着けとのこと(笑) pic.twitter.com/CMhDc9PG6d
— マリ@旅ブロガー オハヨーツーリズム✈nextシンガポールマレーシア (@makiro77) December 26, 2022
マレーシア国立博物館(Musium Negara)
マレーシアの豊かな文化と先史時代から現代までの歴史を見ることができるマレーシア国立博物館。
クアラルンプールのセントラル駅近くにあるため、アクセスが便利。
しかも周辺にはショッピングモール「ニューセントラル(NU Sentral)」や国立プラネタリウム(Planetarium Negara)もあるので、合わせて見学が楽しめます。
定期的に日本語ガイドツアーも行われているので、公式フェイスブックで事前にチェックしてみてください。
ロイヤルミュージアム・旧王宮 (Royal Museum)
ロイヤルミュージアム・旧王宮は、2011年に新王宮ができるまで王宮として使われていた場所です。
もともとこの建物は、錫で富を得た中国人の大富豪の邸宅でした。
後にマレー半島を占領した日本軍に占拠され、第二次世界大戦後には英国官舎として使われた歴史があります。
1、2階部分が一般公開されており、謁見の間、玉座の間、王様の執務室、食堂、寝室、映画館、診療室(歯科)など豪華で優雅な生活を垣間見ることができます。
マスジッド・ネガラ 国立モスク(Masjid Negara)
マスジドネガラは、JKR(公共工事公団)の建築家Hisham Albakri, Howard Ashley (イギリス人), Dato Baharuddin Kassimの3名によって設計されました。
広さは53,000平米(東京ドームの1.13倍)と広大な敷地に1965年にマレーシア統一の象徴として完成。
メイン礼拝スペースは約2,000平米で内部に8000人。外側の周辺部も含めれば一度に約15,000名が礼拝可能です。
ミナレットの高さは73メートルあり、1日に5回礼拝の呼びかけとしてアザーンが響き渡ります。
国立モスクもまたマスジドハラームにインスピレーションを受けて作られたと言われています。
マレーシア・イスラム美術館(Muzium Kesenian Islam Malaysia)
マスジッド・ネガラから徒歩すぐ、セットでおすすめしたいのがマレーシア・イスラム美術館。
日本では珍しいイスラムの美しいアートや工芸品が展示されています。
マレーシア以外の展示もあり見ごたえ十分。
またお土産ショップのグッズがかなり可愛いので、中東文化が好きな人にもかなりおすすめです。
買う? pic.twitter.com/vnzrnqpI83
— マリ@旅ブロガー オハヨーツーリズム✈nextドバイ バーレーン サウジアラビア (@makiro77) December 25, 2022
ペルダナ植物園(Taman Botani Perdana)
クアラルンプールには郊外へ行かずとも自然と触れ合える、ペルダナ植物園があります。
マレーシアらしい南国の植物が沢山見られるほか、有料のバードパークやバタフライパークもあるので子供たちと散策するのにとてもおすすめ!
バードパークは想像より料金が高くてびっくりしましたが、孔雀をはじめ、至近距離で鳥と戯れたり、ショーも見れたので楽しかったです。
⑤ムルデカ広場(Merdeka Square)☆☆☆
オールドタウンと呼ばれるクラシカルなエリア。
マレー語で「独立」という意味のムルデカと名付けられたのは、1957年8月31日にイギリスからの独立を宣言した場所だから!
ムルデカ広場(Merdeka Square)
ムルデカ広場にそびえるスルタン・アブドゥル・サマドビル(旧連邦事務局ビル)もまたKLのランドマーク。
現在、最高裁判所として使われているため、残念ながら内部の見学はできません。
建物の中央に位置する時計台は、ロンドンのビッグベンを模して造られました。
ライトアップされた美しい姿は必見ですよ!
KLシティギャラリー(Kuala Lumpur City Gallery)
クアラルンプール観光の拠点といえるKLシティギャラリーは、もともとイギリス植民地時代の1898年に政府の印刷所として建てられました。
その後、政府機関、郵便局、図書館などに利用された後、クアラルンプールの歴史や観光地の情報を提供するKLシティギャラリーに生まれ変わりました。
このギャラリーを運営しているのが、木工製品を手掛けるARCH。
ギャラリーで展示されている模型のほか、旅行者向けのお土産グッズも制作販売しており、お土産に喜ばれそうなオリジナリティ溢れる商品が揃っています。
またKLシティギャラリーの入口にある「I♡KL」のオブジェは、観光客に人気の撮影スポット!
有名人がここで撮った写真をインスタグラムの載せたことで、日本でもすっかり有名になりました。
マスジッドジャメ(Masjid Jamek)
1909年建立のクアラルンプール最古のモスク。イギリス人建築家Arthur Benison Hubbackによって設計されました。
イスラムのムーア様式とインドのムガール様式が融合した美しい外観をもつ建物です。
1909年に誕生したマスジッドジャメは、1965年にマスジッド・ネガラが完成するまで市内の主要モスクであり、市内のムスリムたちにとって非常に重要な場所でした。
礼拝時間を除く時間帯なら、無料で見学可能。
観光客が少なく、異国情緒を楽しみながらゆっくり見学できるのでおすすめ。
肌を露出した服装は避けなければなりませんが、入口でローブを貸し出してくれます。
クリスマスシーズンにはイベントが盛りだくさん!ローカルで賑わっていてとても楽しい雰囲気でした。
セントラルマーケット(Central Market)
わたしの一押しスポットがこのセントラルマーケット!
お土産を買うにも、マレーシアの特産を知るにもぴったりの場所です。
もともとイギリス統治時代にウェットマーケット(生鮮食品市場)として建てられたものですが、現在はマレーシアの工芸品や雑貨などが購入できるほか、フードコートやレストランも入っており、一日中楽しめます。
あもちゃんはバティック体験が気に入りすぎて滞在中に3つも製作しました(笑)
セントラルマーケットで購入した商品は「マレーシアの人気定番お土産33選と特産品|旅のプロおすすめ心ときめく商品をご紹介」でたっぷり紹介しています。
メダン・パサール (Medan Pasar)
カラフルな3階建てのショップハウスが立ち並ぶメダン・パサール。1階がショップで、2階以上は住居になっています。
伝統的な民家のスタイルで、カラフルな色合いと屋根のデザインに特徴があります。
絵になるような可愛い建物で、フォトスポットとして大人気!セントラルマーケットまでの通り道にもなっているのでお見逃しなく。
⑥チョウキット(Chow Kit)☆
チョウキットはパワーあふれる庶民の街。地元の人々が「マーケット」と呼んでいるチョウキットマーケットが有名です。
もともと歓楽街や麻薬取引が行われていた中心地だったので、KLで最も治安の悪いエリアと呼ばれていましたが、今ではそんな雰囲気はありません。
マレーシアもウォールアートがたくさん
ビビッドな配色が南国らしい pic.twitter.com/SZFQddG4LS
— マリ@旅ブロガー オハヨーツーリズム✈nextシンガポールマレーシア (@makiro77) December 26, 2022
庶民が居住し、犯罪も激減しています。わたしは東南アジアのローカルエリアが大好きなので出かけてみました。
クアラルンプールの庶民の生活を垣間見る絶好の場としてディープな場所好きにおすすめです!
チョーキット市場
チョーキット市場は、1955年オープンの歴史あるウェットマーケットです。
地元の人たちの生活を垣間見ることのできる場所で、朝早くから活気に溢れています。
鮮度の高い食材がずらりと並べられており、見て歩くだけでも楽しめます。
日本ではなかなか味わう機会のないフルーツがとても安く手に入るので、ホテルに持ち帰って食べるのもおすすめです!
ザ・ロウ(THE ROW)
チョウキット屈指のおしゃれスポット、THE ROW。
おしゃれな雑貨ショップ、レストランやカフェがとてもいい雰囲気。
洗練されたお土産を購入したい人にはとてもおすすめです。
クアラルンプール郊外を楽しもう
①バトゥー洞窟(Batu Caves)☆☆
ヒンドゥー教の聖地として知られるバトゥー洞窟は、クアラルンプールから約30分で行ける人気の日帰り観光スポット!
見どころは、入口に立つヒンドゥー教の軍神「ムルガン」と洞窟内にあるヒンドゥー教寺院。
ムルガンは高さ42.7mの黄金の神像で、威厳に満ちたその姿に誰もが圧倒されます。
そしてその後ろで待ち構えているのが、バトゥー洞窟へ通じる272段のカラフルな階段。
登るのに一苦労ですが、その先には4億年前にできたといわれる巨大な鍾乳洞があるので、根気よく登っていきましょう!到着後は汗びっしょり(笑)
石灰岩でできた洞窟の中には、1891年に建造されたスリ・スブラマニア・スワミ寺院があります。
聖人や神々が祀られており、洞窟の穴から差し込む光がさらに神秘的で幻想的な世界を醸し出しています。
②プトラモスク|ピンクモスク(Putra Mosque)☆☆
クアラルンプールの人口密度の増加から政府が計画して作った行政都市プトラジャヤ。
そのプトラジャヤで一大観光スポットになっているのがプトラモスクです。
見どころはなんといってもその美しい外観と、絨毯から天井まで統一されたバラ色の装飾。アラビア語がとても綺麗。
プトラジャヤではクルーズを楽しむことができ、鉄のモスクも楽しめますよ!
③サンウェイラグーン(Sunway Lagoon)
子供と一緒の家族旅行ならサンウェイラグーンもおすすめです。
プールに動物園、バードパーク、遊園地がすべてマルっと詰め込まれたテーマパークで、巨大モールにホテルとディズニーランドのような規模。
1日あっても全部まわれないくらい遊べます。駐在者の中には年パスを持っている人も多いとか。
サンウェイラグーンに招待いただき娘と遊び倒してきました?
プールに激しめのスライダー、コースターに動物園となんでもありで活気もあり1日中楽しめました?
シンガポールにありそうな感じ、マレーシアもなかなかやるね!! pic.twitter.com/xG2a8SKvS6
— マリ@旅ブロガー オハヨーツーリズム✈nextドバイ バーレーン サウジアラビア (@makiro77) December 29, 2022
マレーシアで絶対買いたいおすすめ土産
それではみんな大好きお土産コーナーのご紹介です。
せっかくクアラルンプールまで来たら、マレーシアならではのお土産を買って帰りたいですよね!
わたしがクアラルンプールで見つけたおすすめのお土産をご紹介します。マレーシア国内色んな街で買い物しましたが、やはり品ぞろえはKLが一番!
ここで紹介した以外にも沢山素敵なお土産があるので、「マレーシアの人気定番お土産7選と特産品|旅のプロおすすめ心ときめく商品」をぜひご覧ください。
プラナカン製品(Peranakan)
わたしがマレーシアで最も心ときめくお土産は間違いなくプラナカン製品!
プラナカンとは15~16世紀、中国から渡ってきた人々が現地の女性と結婚してうまれた子孫のことを指します。
男性はババ、女性はニョニャと呼ばれ、独自の文化を築きました。そのプラナカンスタイルがなんとも素敵で女性心をくすぐるアイテムばかりなんです♡
わたしは特に食器やタイルが好きで、マレーシアやシンガポールに来るたびに少しずつ購入しています。
バティック製品(batik)
インドネシアやマレーシアの伝統工芸として有名なバティック(ろうけつ染め)もお気に入りのお土産のひとつ。
マレーシアの物は比較的鮮やかなデザインや色味が多くとても可愛いんです♡
衣類や布はよく見かけると思いますが、ハンカチや小物など、お手軽価格で買えるものもあります。
もちろんセントラルマーケットでも手に入りますが、おしゃれなアイテムが欲しいならチョウキットにあるTHE ROWと呼ばれるおしゃれスポットがイチオシ。
1階にあるBatik Boutique、2階にあるShades KLは日本人御用達といっても過言ではないほど人気のショップ。
一部のショップではバティック体験もでき、子供でもかなり楽しめます。お店で自分の作品をつくるもよし、自宅に持って帰ってゆっくりと楽しむもよしです。
その他、マレーシアで人気のホワイトコーヒーやペナンラクサなどの食品や、バラマキ土産にぴったりのお菓子(チョコやグミ)などは下記の記事でまとめています。
クアラルンプールで絶対食べたいおすすめグルメ・郷土料理
多民族国家マレーシアではマレー料理に中華料理、インド料理とどれも本格的な料理がお手頃価格でいただけます。
日本ではあまりなじみがないかもしれませんが、マレー料理はタイやインドと比べるとそこまで辛くなく、口に合うものも見つかると思います。
屋台的お店から、清潔感がありお手頃価格のフードコート、同じく庶民価格のコピティアム(喫茶店)、東京にあってもおかしくないようなおしゃれレストランまで幅広い選択肢があるのでぜひ色々試してみてください。
子供いる時は辛いものがあまり食べられないので随分中華にお世話になりました。
10時間も寝てしまい寝坊してホテルの朝食会場へ行くとこんなことに…
クリスマスにさもしい気持ちになりたくないので隣ビルに見つけた有名な点心のお店に来たら幸せ百倍だった?
今日は無料の朝食より1000円の朝食の勝ち! pic.twitter.com/Ml4pYCDmBM
— マリ@旅ブロガー オハヨーツーリズム✈nextドバイ バーレーン サウジアラビア (@makiro77) December 25, 2022
日本食も豊富なので、外国飯が苦手な人も心配ありませんよ。
ローカルスイーツに関してはココナッツ系が圧倒的に多いので、苦手な人はフルーツ系をおすすめします。
クアラルンプールの治安
マレーシアの治安は良好で特に心配するような雰囲気の場所はありませんでした。しかし、海外旅行ではスリや置き引きなどトラブルとの遭遇が当たり前のように発生します。
駅周辺や人でにぎわう観光地やマーケット周辺はやはり気が抜けません。
スリ対策の基本
万が一に備えて準備しておきましょう。
たとえば
- 海外旅行保険付帯のクレカを使う
- 現金は1万円以下で基本クレカ払い
- 高くても治安重視でホテルをとる
などは必須レベルでおすすめしたいです。
海外旅行保険は必要
海外旅行は治安が一番心配になると思います。マレーシアは比較的治安がよく通常街を歩いていて怖い思いをすることはほとんどないと思います。
しかし犯罪件数をみてみると、日本の25倍、子供の誘拐リスクもあるので油断はできません。
また、食事があわずお腹を壊してしまったり、室内のエアコンが効きすぎて風邪をひいてしまうこともよくあります。
ですので、どこの会社のどんなプランでも構いませんので、出国前にあらかじめ携行品保証が入っている保険に入っておきましょう。
わたしは、毎回入るのが手間なのと結構お金がかかってしまうという理由から、海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを複数枚持って備えています。
海外旅行保険付きのクレジットカードを持っていない方は、ぜひこの機会に1枚作成されることを強くおすすめします。
特に、年会費無料で海外旅行保険付帯のエポスカードは作らない理由がありません。
(エポスカードというと一般的には“マルイのカード”というイメージが強いですが、実は旅行好きのあいだでは有名なカード。未所持の方は迷わず作って損はないですし、年会費のかかるカードに苦手意識がある方の選択肢はエポスカード一択です。)
クアラルンプールをもっと楽しむ
気候・ベストシーズン(乾季)
マレーシアは、マレー半島とボルネオ島の一部を領域とする東南アジアの国です。
地図を見ての通り、大きくマレー半島、ボルネオ島にわかれ東と西で気候が違うのでベストシーズン(雨季と乾季)もかわってきます。
旅先を選ぶときは行きたい都市とシーズンを合わせて考えるのがおすすめです。
クアラルンプールはマレー半島の西海岸に位置しているので乾季になるのは10月~4月ごろ。
また、乾季は南国フルーツがおいしい時期なので、おいしいフルーツを堪能したい方にもピッタリ!
乾季と言っても雨は降ります。ただ雨季と比べると時間が短いのが特徴。雨が降った後はとても涼しく感じますし、それほど心配する必要はありません。
ムスリムの国なので、ラマダンにも注意しておきましょう。
ガイドブックは持ってて損なし
ガイドブックはスマホやタブレットで読める電子書籍でも問題ありませんが、現地では情報の探しやすさ重視で、紙のガイドブックを1冊持っておくことをおすすめします。
マレーシア関連の書籍を10冊以上読んでおすすめしたいガイドブックをまとめました。
正直その国をしっかりと堪能したいなら地球の歩き方1択といっても過言ではありません。
ツアーガイドや旅慣れた人が購入するのはやっぱり地球の歩き方。
全424ページはもはやガイドブックというより教科書レベル。
内容もかなり充実しており、その国の文化、歴史、生活習慣なども理解できるため旅の満足度が格段にあがります。
20年旅を続けて痛感していますが、まったく知識がない場所だと人はなかなか感動できないものです。背景を知って初めて心に響いたという経験が何度もあります。
クアラルンプールだけの滞在ならここまでのガイドブックは必要ないかもしれませんが、とにかく内容が濃いのでわたしにとっては手放せない1冊。
現地で体調を崩した時や犯罪に巻き込まれた時の連絡先や緊急時の医療会話まで載せているのは本当に素晴らしいと思います。
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ガイドブックについては別の記事で詳しくまとめました。ぜひご覧ください。
クアラルンプールまとめ
マレーシアには魅力的な観光スポットがたくさんあります。
クアラルンプールだけ行くのはもったいないので、近隣であればマラッカやイポー、時間があればランカウイやペナン、コタキナバルなどその他の都市にも足を延ばしてみてください。
とっても素敵なホテルに格安で泊まれるのできっと素敵な思い出ができると思います!
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クアラルンプールでぜひ泊まっていただきたいのが高級ホテルのリッツカールトン!
世界一安いリッツカールトンとして有名で、ラグジュアリーホテルにもかかわらずお手頃価格で宿泊できます。
レストランの中華も本当に美味しくて家族連れにもおすすめですよ♡
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